ペーシング閾値ってなに?
前回『センシング閾値』について書かせていただきました。👇
今回はペーシング閾値です👇
ペーシング閾値を知る目的は、どこでペースメーカの刺激に心臓が反応しなくなるかを知る事です!!
なぜならペースメーカの刺激に心臓が反応してくれなかったら、ペースメーカを入れた意味がなくなるから!!
ペースメーカ外来では以下の手順でこの『ペーシング閾値』を探っていきます。
①ペーシング電圧を徐々に下げていきます。
②そうすると、ペーシング波形から自己脈に変化するところが出てきます。
③この、ペーシング波形と自己脈の境目がペーシングできる電圧の最小値となります。チェックする人間は『落ち』と言ったりしています。
その『落ち』のひとつ前、ギリギリ心臓にペーシングが伝わっているところが『ペーシング閾値』になります。
ちなみに、自己脈がない人は『落ち』の瞬間から心電図がスーっと伸びます。
このペーシング閾値(最小値)の2倍の余裕を持たせた電圧に設定しておけば刺激が伝わらないということが防げるわけです。
ちなみに『〇V/〇ms』という単位を使います。
『ペースメーカをゆるりとひもとく』公式ラインを始めました。
私と一緒にペースメーカの勉強始めたい人大歓迎です。学生さん、新社会人さん、後輩の指導を担当される方等、気軽に来てください。Ameblo&noteの更新情報もお知らせします。
お気軽に遊びに来てください(^_-)-☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?