センシング不全 オーバーセンシング編
前回はペーシング不全について書かせていただきました👇
今回はセンシング不全の中のオーバーセンシングについて書いていきます。
ちなみに、このオーバーセンシングがわかるとなぜ、ペースメーカ埋め込み患者さんに、電気メスを使用するときの注意点がわかってきます。
そもそもオーバーセンシングとは
ということです。
ペースメーカはそもそも電気刺激をセンシングして動きが決まってきます。
なので基本的に
心臓から電気刺激が出ているときは、ペーシングしません。
ということは👇
ノイズをセンシングするとこんな波形になります。
QRS波が欠落します。
ペースメーカを入れてるのにQRSが欠落するのでやっぱり、
ですね。
オーバーセンシングの原因はペースメーカのセンシング感度がよすぎて起こるので、センシング感度を鈍くする調整を行います。
ちなみに最初のほうに記載した電気メスもペースメーカにとってはノイズになります。
なので電気メス使用時には注意が必要ということになります。オーバーセンシングしないように。
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