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『 お赤飯 』 なかなか良いよ(⑉︎• •⑉︎)♡︎

我が家では 毎月一日(朔日)は  【お赤飯】を炊く習慣があります。

嫁いでから教わった風習です。昔から「一年の計は元旦にあり」といって、一年の始まりの元旦は 皆さん 襟を正して、神社に参ったり 縁起の良いものを食べて 新しい一年の無病息災を祈りますよね。   でも 人って その時の気持ちを一年間 持ち続けるって 難しくて  半年も経てば すっかり忘れています (あっ!これは私だけかも…笑)

なので 昔から「ひと月の計は一日にあり」と 一年を細かく刻んで 毎月その都度  【お赤飯】を炊き お赤飯の赤で邪を払い、襟を正し、終わった月の健康や無事に感謝して、また新しく始まるひと月の 無病息災を祈る🙏🌸

昔は   こうして 見えない何かに「感謝する」ということを 毎月してきたそうです。主人のお家では そういう風習をずっと大切に続けるお家でした。私も家族もお赤飯が好きだったのもあり、今もずっと続けています。  それに、お赤飯を炊く理由もなんだか とっても腑に落ちて 好きでした。今も大切にしたい風習のひとつです。

昔は もち米や大納言あずきを前の日から用意したり、大きな蒸し器で蒸すのも 一苦労でしたが、今は、圧力鍋で炊いているので、簡単です。

お赤飯に普通の[小豆〕ではなくて〔大納言あずき 〕を使うのは 大納言あずきの方が 大きくて 皮が丈夫で 炊いた時に 皮が弾けず 綺麗に仕上がるからです。昔から縁起物に使うお赤飯は 腹が割れるのを嫌うので 切腹の習慣がない太政官に置かれた官職「大納言」にちなんで名付けられた大納言あずきか、ささげで作ります。

この【お赤飯】圧力鍋で炊くようになって、手軽で簡単になり、一日(朔日)やお誕生日以外でも とても重宝しました。

例えば  身内や 知り合いの ご子息の 受験の合格発表🈴を聞いて 直ぐにお赤飯を炊いて、1時間くらいで  温かいお赤飯を お届けする事ができました。  子どもの受験の合格は 本当に嬉しいものです。それを聞く私も嬉しくて その気持ちを表すのに この【お赤飯】は 何よりも伝わるひとしなでした。 

いつも お赤飯片手に  急いで駆けつました。まだ 興奮冷めやらぬうちに お渡しする事ができて 嬉しくて…

この【お赤飯】が  喜びの場面に 華を添えることができたような気がして 嬉しかったことを  今も時々思い出して ほんわか温かい気持ちになります。

誰かのお誕生日も ケーキではなく いつも【お赤飯】の私です。

私の中では【お赤飯】って 偉大です! 嬉しい時、お祝いの時、邪気祓いの時。。。 私はずっと この【お赤飯】に 幸せな気持ちを貰っています。

今も。。。

若い世代の方には あまり馴染みがないかも知れない【お赤飯】ですが、 もしも 圧力鍋をお持ちでしたら  簡単なので  是非作ってみてもらえると嬉しいです。

そして、嬉しい場面や 厄祓いしたい時に お役にたてて頂けると  もっと 嬉しいです(⑉︎• •⑉︎)♡︎

【お赤飯】なかなか良いよ(⑉︎• •⑉︎)♡︎



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