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整理整頓のお話

一つ屋根の下で暮らす我が家の4人は揃ってA型である。しかしながら、A型のイメージにどことなくある神経質に整理整頓された家ではない。ある程度ゆるっとしている。ある程度ゆるっとした空間である方が全員落ち着くからなのだろう。なぜなら一人でも極度に神経質な人間がいたとしたら、そうはいかないと思えるからだ。

そうそう、いい大人になってから、「自分の部屋の掃除をちゃんとしなさい」と、奥さんに言われて、怒っている方の話を聞くことが過去に数回あった。これには正直とても驚いた。大人になって怒られる理由が、自分の部屋の掃除…。そりゃないぜ…。怒られる旦那さんも際どいが、怒る側の奥さんの怒り方もちょっと際どいかしらん…。

実は我が家でもっとも整理整頓ができないのは大学2年生の息子ではない。私だ…。しかしながら会社ではロッカーもデスクも何一つ物が無く、整理整頓のプロかのように思われているかもしれないが、実際に、そんな話は聞いたことがない。ただ、何も置いていないだけ…。

しかし家ではそうはいかない。デスク周りで不要と思った物は、そのまま押し入れにガサゴソ押し込み、扉を閉めると、何も変化のなかったかのような空間に戻る。やれやれ、ふぅーと、溜息をつくが、ただ隠しただけなのであった。ふぅー等と言っている場合ではない。それらを思い出したかのように半年ほど経ってから、一気に整理整頓を始める為、家族は大迷惑を被る。いくつものゴミ袋が家庭内に一気に増えるわけだからそりゃ迷惑に決まっている。

それでもやはり、整理整頓は大事だ。私も何か問題に直面した際は、真っ先に行うのが自分の部屋の整理整頓。押し入れ以外は1分もあれば綺麗になる。わずか1分で何故だか頭も心もスッキリする。つまり頭と心の整理整頓も行えるのだ。しかし余程困った時は押し入れに潜り込む。ガサゴソガサゴソ。捨てる、捨てないの基準は、こんまりさんよろしく"ときめく"かどうか(笑)。そして家族に迷惑を掛ける。ごめんなさい…。by雅秋

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