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[Spring Update]いつでもどこでもChatGPT:新デスクトップアプリの魅力

ChatGPTは、日常生活や仕事の中で多くの人々にとって欠かせないツールとなっています。AI技術の進化により、より多くのユーザーが様々なデバイスでChatGPTを利用できるようになりました。この度、OpenAIはSpring Updateでデスクトップ版ChatGPTをリリースしました。この新しいアプリにより、PC上でより直感的にChatGPTと対話できるようになります。


デスクトップアプリの特徴

新しいデスクトップアプリケーションにより、ユーザーはPCから直接ChatGPTを利用できるようになります。これにより、ウェブブラウザを開く必要がなくなり、アプリとして起動するだけで、よりシームレスにAIとの対話が可能です。例えば、ランチャーからも起動できるので、操作がさらに簡単になります。

デスクトップアプリケーション

デスクトップアプリのインストール手順

ChatGPTのデスクトップアプリをインストールし、新しくリリースされたGPT-4oを利用する方法をご紹介します。現時点(2024年5月14日)では、以下の条件が必要です。

• MacでApple Silicon(M1、M2、M3、M4)
• macOSがSonoma

1 下記からアプリケーションをダウンロード

https://persistent.oaistatic.com/sidekick/public/ChatGPT_Desktop_public_latest.dmg

2 Applicationsフォルダへドラッグ&ドロップ

アプリケーションのインストール

3 ログイン

ログイン画面

4 アプリを起動

アプリの起動画面

5 今回リリースされたGPT-4oを選択

GPT-4oを選択

デスクトップアプリの機能紹介

デスクトップ版ChatGPTでは、ブラウザ版と同様にテキストでのやり取りが可能です。また、以下の新機能も搭載されています。

ランチャー起動

Optionキーを押しながらSpaceキーを押すことで、ChatGPTをすぐに起動できます。

ランチャー起動

音声入力(音声対話)モード

テキストだけでなく、音声での対話も可能です。今まではスマートフォンやタブレットのアプリからしか利用できませんでしたが、今回の対応でPCのデスクトップからも利用でき、対話の履歴はテキストで保存されるので後から見返すことができます。

音声対話

ビジョン機能

画像を生成AIの入力とする機能です。デスクトップ版ならではの機能として、Take Screenshot機能を使って、他のアプリの画面を入力として利用できます。例えば、VS Codeのソースコードを入力し、リファクタリングを行うことができます。

他のアプリの画面キャプチャを取得

マルチモーダルのUX向上への一歩

新しいデスクトップ版ChatGPTのリリースは、AI技術の進化と共に、ユーザーにとって非常に便利で使いやすいツールを提供します。音声入力やビジョン機能、シームレスな操作性など、多彩な機能が搭載されており、日常生活や仕事の中で幅広く活用できるでしょう。

一方で、デスクトップというユーザーの情報にアクセスしやすい状況になることでのセキュリティに対するポリシーや対策についても、注意していく必要があります。

補足

現時点(2024年5月14日)では下記のような画面が表示され、まだアクセスできない方がいます。こういった方々は、もう少し待つ必要があるようです。

Coming soonの画面

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