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スウェディッシュ・マッサージ | ゴッドハンドコースDay38

実習をあと3回残していた。今回は久しぶりに別の生徒さんとサロンをシェアしての施術。隣で先生が授業をしている横で、集中力を研ぎ澄ませながら、施術を行った。

「集中力を研ぎ澄ませながら」とは言ったものの、「もしかして、そんなに頑張らなくても気持ちがいいものは気持ちがいいのでは?」と思い、少しだけ「要領の良さ」みたいなものも使ってみようとさじ加減をしてみた。

1回の施術を「全身全霊」で取り組んだら、エネルギー的にもお客様は相当満足される。

単価を上げて、少人数しか施術をしないのであれば、それでいい。

だけど、毎日まいにち「全身全霊」だと大変だ。良い意味で、力を抜いて、というか、てこの原理を上手く使って、少ないパワーで満足度が確保できるようになりたい。そう思って、やってみた。

今日のお客様はアトピー気味で、なかなか難しかった。足裏もかなり凝っていて、ゴリゴリ音が聞こえるくらい。

施術しながら、ビクって反応があったから「ごめんね〜、少し痛かったかも」と思いながら、後でアンケートを拝見すると、やはり痛かったと。ごめんなさいねぇ、でも、ゴリゴリだったの。

みんな、自分の身体しか知らないから、「人並みに凝っている」のか「人並み以上に凝っている」のかを知らない。

今回のお客様は「足裏が痛かったのだけど、それは私の身体が悪いんでしょうか?」と聞かれて返答に困ってしまった。

ハッキリ言うならば「そうですね」なのだけど「悪い」という表現は適切ではないし、やんわりと「少しゴリゴリと凝っている感じがしたので、自宅でもお風呂の中やベッドの上でマッサージすると良いですよ。」とお伝えした。

後から先生に相談すると「聞かれたらハッキリと○○が張ってましたね、と言えばいいよ。」とアドバイスをもらった。

そりゃ、そうですよね。プロですから、そこはハッキリとお伝えした方が信頼できる。

そう思いなおして、こんな質問をされるお客様も少ないけれど、もし聞かれたら、お客様の身体のためにも、きちんとフィードバックをさせていただこうと思いました。

今日も来てくださったお客様に感謝です。

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