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音のしない所作

私が普段心がけていることの一つ。
「音のしない所作」。

コップや湯飲みをテーブルに置くとき。
両手を添えてスッと置く。
そぉーっとではなく、スッと。

ドアを閉める時にも、後ろ手で閉めたり、ドアが自然に閉まるのに任せて「バタン」という音がしないように両手を添えたりしてスッと閉める。

よく駅の階段を「カツーンカツーン」と甲高い音を立てて歩く人がいますが、ああいうのはもってのほか。
スッスッスッと歩くようにしています。

音がしないというよりも「丁寧に」と言った方が良いかもしれません。
足元にある物を足で動かすことはないでしょうか。
そういう時も膝を折って腰を下ろして両手でスッと動かす。

何故こんなことをしているかというと、それは気持ちを穏やかにするためです。
所作が乱暴になると気持ちも乱れるからです。

そんな所作を意識し、気持ちが揺れることのないように心がけてゆきたいと思います。