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【褒め言葉】

人を褒める言葉。

人が何か良いことをしたとき、頑張ったとき、良い結果を出せたとき、などなど。
すごいね、頑張ったね、偉いね、立派だね、素晴らしいね、良かったね,,,,,
う〜ん、どれも「なんだかなぁ」と思ってしまいます。

「すごい」は、私はその言葉自体が好きじゃない。
なんでもかんでも「すごい」で済ませてしまうのが嫌いなんです。
今でいうと「やばい」もそうですね。

「頑張ったね」「偉いね」「立派だね」は、なんとなくこっちが偉そうな感じがしてしまいます。

「良かったね」はなんだか冷たいというか、言い方によってはよそよそしい感じがするし。

そもそも「褒める」という行為自体が相手を下に見ているということなのかもしれません。
親が子を褒める、先生が生徒を褒める。
その逆はないですね。
子が親を褒めるとか、生徒が先生を褒める。
ないない。

相手が誰であれ、人間関係には上下があるべきではないと思うんです。
親子でも、先生と生徒でも、上司と部下でも、お互いに対等な立場であるべきだと思います。
もちろん、場面によって指示をしたり、指導をしたりということはあります。
でも、その場合にも、決して一方が偉いとか優っているということはなく、常に相手を尊重する姿勢は必要だと思います。
だから、相手を見下すような言葉遣いはしない。

そう、だから、「褒める」ということをしなければいい。
では、誰かが素晴らしことをしたときにどうすれば良いか。

それは「共感」ではないかと思うのです。
一緒に喜ぶ。
そして、そのときにかける言葉は「私も嬉しい」。

誰かが何か良い結果を出したとき、「そうなんだ!私も嬉しい!」。
誰かが楽しい思いをしたとき、「楽しかったんだね、それを聞いて私も嬉しいよ!」
誰かが頑張ったとき、「その頑張り、見ていて嬉しかったよ!」
これなら言われた人も嬉しさがさらに増すのではないでしょうか。