柔軟な発想
昨日書いた、パソコンや信号の待ち時間。
同様に、よくイライラさせられるのがエレベータです。
これも、ほとんどの場合、待っている時間は数十秒でしょう。
それが待てない。
イライラする。
あるビルで、「エレベータの待ち時間が長いから何とかして欲しい」との苦情がビル管理業者に寄せられたことがあるそうです。
そのビル管理業者がエレベータの管理会社に話を持ちかけたものの、エレベータの速度を上げるわけにもゆかず、頭を抱えていました。
そんなとき、誰かがエレベータホールの壁に鏡を取り付けたところ、待ち時間に関する苦情が来なくなったそうです。
素晴らしい発想の転換ですね。
仮にエレベータに何らかの改造を加えることができたとしたら、多額の費用が発生するものが、鏡数枚で済んでしまった。
まったく話が変わりますが、私がマラソンをしていたころのこと。
ハーフマラソンを走りたいと思っていたのですが、なかなか21Kmを走ることができず、悩んでいたときに、マラソン仲間が言ってくれたこと。
「頑張って21Km走ろうとするのではなく、21Km走れるペースで走ればいいんだよ」
目からウロコの思いでした。
エレベータにしろ、マラソンにしろ、このような柔軟な発想を持ちたいものです。