マイナンバーカードを持っていても特別定額給付金のオンライン申請ができなかった事例

特別定額給付金のオンライン申請ができる自治体が増えてきました。早速、私の母(川崎市)と、娘(名古屋市)で試してみました。

結果から先にお伝えしますと、二人とも「出来なかった」。

二人とも違う理由でできなかったので、その事例をお伝えします。

まず母の事例は、母のスマホが「マナポータルAP」いうスマホアプリをダウンロードできなかった、ということ。母の所有しているスマホはアンドロイドの高齢者向けのスマホですが、「対応していません」の表示が出てきました。スマホアプリが使えないので、オンライン申請をするには、ICカードリーダライタが必要になります。

ICカードリーダライタは現在手に入りづらい状況のようです。多くの方が所有しているスマホでオンライ申請ができれば便利ですし、普及につながると思いますが、対応していないスマホがあるとは、想定外でした・・・。

私は、ICカードリーダライタを持っているので、再度挑戦しようかと促しましたが、「郵送にするわ。そんなに急いでないし」という返事が・・・。

次に娘のオンライン申請ができなかった事例は、転居に伴う手続きの不備でした。

娘がマイナンバーカードを取得したのは大学生のころ。就職して最初の配属先が名古屋市になったとこで住民票を移し転入手続きをしました。その際にマイナンバーカードの住所変更も同時に行ったのですが、その際に署名電子証明書の方も更新手続きをしないと失効してしまうのだそう。

オンライン申請手続きの途中で、署名電子証明書が失効というエラーが出て先にすすめませんでした。

署名電子証明書更新は、役所で行わなければならず、混雑が予想される役所へ行くのは嫌だということで、娘も郵送申請で行うことに・・・。

転入手続きの際に、マイナンバーカードの住所変更の際に、署名電子証明書の更新をしていただけなかったことが悔やまれ、役所の人が署名電子証明書も更新してくださいと声かけてくれればよかったのに・・・と母の立場から愚痴をこぼしたい・・・。就職したての娘には当時その知識はありませんでした。(私も知らなかった)

ということで、マイナンバーカードをお持ちの方で、転居され住民票を移す場合は、マイナンバーカードの住所変更と署名電子証明書の更新も手続きしてください!!

マイナンバーカードと署名電子証明書は別々・・・に関連して、有効期限も別々です!。署名電子証明書の有効期限の方が短いです。それぞれの更新も忘れずに!役所からお手紙が来ますので、必ず更新手続きをしましょう。ちなみにこの更新手続きはオンラインでできずに役所に出向いてするものです。オンラインでできるようになってほしいものです・・・。

マイナンバーカードを持っていても、今回は特別定額給付金の申請には使えなかった事例を2つお伝えしました。数としては少ない事例かと思いますが、我が家では結構な確率で当たってしまいました。あとは、夫が東京都日野市の申請を単身赴任先の青森でできるかどうかです。

なんだかできそうもない予感しかしません。なかなか難しいです。まだまだマイナンバーカードの活用に関して知らない知識が多く、誰でも簡単にできるという道は遠いように思えてきました・・・。









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