OTANI Masaki 挑戦する権利と失敗する自由

ー日本の未来と教育を考えるー  十年後の世界を変える人をつくるインフィニティ国際学院学…

OTANI Masaki 挑戦する権利と失敗する自由

ー日本の未来と教育を考えるー  十年後の世界を変える人をつくるインフィニティ国際学院学院長

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61歳 いまだ下山せず

なんか遭難記事のようなタイトルになってしまいましたが 1月22日61歳の誕生日を迎えました。 定年の歳も過ぎたので、そろそろ人生を美しく下山するような計画を立てようと思っていましたが、まだまだ思い残すこともあり下山計画は撤回、もう少しより高い頂を目指そうと思います。 20日に厳冬の旭岳登ってきましたが、昨年秋からの環境の変化を言い訳にかなり運動不足になっていることを実感した冬山でした。 無理なく体を絞っていきたいと思います。この歳でもまだ体が動くことと髪が平均より多いこと

    • 僕が北海道上川町に住もうとしている理由

      謹賀新年2022 今年いよいよインフィニティ国際学院中高等部の中等部寮が北海道上川町層雲峡に開設されます。今年からは上川をベースにし理想の学びの町づくりに取り組もうと思っています。 なぜ北海道上川町なのか 1・町の94%が森林、そして多くが日本最大の国立公園         大雪山国立公園、広大な山だけど町から近い  2・アイヌ文化の日本遺産  3・ニセコ以上と言われるパウダースノーの聖地  4・アウトドア・ライフスタイルの聖地  5・多様な移住者が集まって来ている  6・

      • 僕が中等部を作ったわけ

        イノベーティブな人材育成には大学からでは遅い!と2019年にインフィニティ国際学院高等部を開校しもう3年目です。転校してきた4人はもう次の進路へ巣立って行きました。海外進学や国内の著名大学へ。でも最大の自慢は「笑いで人々を幸せにする」と吉本のお笑い芸人の道を選んだ生徒がいること。 彼らは苦しみました。進学校やIB校から突然「答えを与えない」学校へ。我々教職員も保護者も悩みました。お互いに我慢比べです。それほど彼らが狭い教室で洗脳されていた傷は深かったわけです。「答えはなんだ

        • 100人いたら100とおりの生き方がある。

          大谷:ライターの安藤陽子さんと、教育の本質について語り合う対談企画。今回が最終回となります。 安藤:大谷さんとお話しすると、親も子も、みんなと違う道を選んで全然いいんだなって思えてくるからフシギです。 大谷:くり返しになるけど、これからは「みんなと同じ」ほうがハイリスクだからね。 安藤:大谷さんは、みんなと違う道を歩くのは怖くないんですか? 大谷:古い価値観とか保守的な組織が大嫌いなんだよね。「日本を今一度せんたくいたし申候事」(日本を今一度洗濯したい)っていう坂本龍

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        • 教育維新マガジン
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        • 起業ー挑戦する権利と失敗する自由
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        • 世界で学べnote
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        記事

          自分と闘う人は、自分で自分を幸せにできる人。

          挑戦する権利と失敗する自由#4 大谷:noteことはじめの対談企画。今回もライターの安藤陽子さんとの対談をお届けします。 安藤:前回、教育の地域格差をなくすために、「あしたの寺子屋」という新しい学びの場を全国1000か所につくるというお話を聞きました。そこで大切にしたい学びって、いろいろあると思うんですけど、どんなことですか? 大谷:ひと言でいうと「感動」だよね。子どもたちが実際に体験して、感動して、もっと学びたいという興味のスイッチが入るきっかけを提供したい。 安

          自分と闘う人は、自分で自分を幸せにできる人。

          「答えを教えてもらえない恐怖」に負けない人に。

          「挑戦する権利と失敗する自由」#3 大谷:note開設を記念して、ぼく個人の教育に対する想いをアウトプットする対談企画。前回の記事に引き続き、ライター・安藤陽子さんとの対談をどうぞ。 安藤:インフィニティ国際学院のFacebookページで、国内研修の様子を拝見しました。人口減少とか介護とか、地域社会に飛び込んで、リアルな課題と向き合う地元の人たちと、1ヶ月間も共に過ごしながら学ぶのですね。こんな高校、見たことないです(笑)。 大谷: でしょ?(笑) 安藤:それぞれの地

          「答えを教えてもらえない恐怖」に負けない人に。

          これからの時代は「みんなと同じ」が一番ハイリスク。

          「挑戦する権利と失敗する自由」#2 大谷:安藤さんのお子さんたちは今、おいくつですか? 安藤: 長男が小2(7歳)、長女が年少(4歳)です。2人とも楽しく小学校や幼稚園に通っていますが、その先のことを考えると悩ましいです。日本の学校ってカリキュラムの自由度や多様性がすごく低いし、先生が一方的に話している時間があまりにも長すぎるじゃないですか。それに、勉強の位置づけが受験や就職のためという印象が強くて......。 大谷:ふむふむ。 安藤:基礎学力をしっかりつけたら、あ

          これからの時代は「みんなと同じ」が一番ハイリスク。

          ぼくが教育のイノベーションに挑む理由。

          「挑戦する権利と失敗する自由」#1みなさん、はじめまして。大谷真樹です。世界と日本を旅して学ぶ、校舎を持たない通信制高校「インフィニティ国際学院」の学院長をしています。また、日本国内の教育格差を解消して、子どもたちを世界につなげるために発足した「あしたの寺子屋創造プラットフォーム」の幹事長をしています。 このnoteでは、ぼくがなぜ、これからの人生を「教育のイノベーション」のために生きていこうと決めたのか、いろいろな人との対話を織り交ぜながら、根底にある想いを綴っていこうと

          ぼくが教育のイノベーションに挑む理由。