見出し画像

なんやらピンとこないとき

かわいいゲテモノクリエイター、ほえーるけいこです。

作品のアーカイブだけでなく、どんな気持ちで作品をつくっているのかも時々書いていこうと思います。

瀬戸内海にゃんこアフロさんを作った最終盤あたりから、これからどんな作品をつくって行こうか…というモヤモヤタイムが始まりました。

いい調子の時は迷いなくサクサク進めていた作業の中に、どうしよう!?という手の止まるタイミングが増えるんです。

もともとかなりアイデアを絞って作品をつくりだしますが、それでも作っていくうちに「おっ!こうしてみようかな!?(ワクワク♡)」みたいなひらめきがあって、しかもそれがだいたいハマっていくということはあります。

でも、今は色や形も一発で決まらない。なんかしっくりこない。そんな時期。それって、自分の中がとっちらかっているし、自分の中の「これがいい!これにワクワクする!」っていうセンサーが鈍っているときなんだと思います。だからそういうとき私の場合、昼夜問わず気がついたら意識失う感じで眠ってしまっていることが多いです。無意識のうちに身体がセンサーの精度を調整しているんだと勝手に思っています。

寝ること。自分の身体のリズムをきちんと把握すること。流れに任せることもすごい大事だと思っていますが、センサーを復活させるためにできる手も打っています。私の場合は、とにかくひたすら湧いてくるものを描いてみるという手段を取ります。

鹿さんのように突如「形にせい!」と上から降ってくるイメージもありますが、私の場合、ほとんどのアイデアはここからはじまります。

▲これは急に降ってきて、いいスピード感で形になった鹿さん。

しょうもないなー。使わないだろうなー。と思うのもとにかく描いてみることで、心身のピントが合ってくるのを感じます。

これとかね。もう絶対違うわ。笑 と思うんだけど、それも保存。

そんな風にしていると、今の傾向とか、今の自分の描きたいものとか、発信したいものとか、すごくよく見えてきます。一度引き出しの中のものを出してみてコーディネートを考えるみたいな感じ。

最初から完成形はないけど、それでもここから生きるアイデアは結構あるのでどんどん外に出す力としてモヤモヤを活用しています。いつもピンときているとわけわからないものは多分描けないし、可能性も広がらない。だから、自分らしくないものとか、しっくりこないものを笑って出すみたいな、一見無駄なことってすごい大事だなと思っています。

少しずつピントが合ってきたけど、こればかりは波のようなもの。今できることをひとつひとつ積み上げながら、しっくりくるタイミングをマイペースに待とうと思います。

文章もものすごいしっくり来ていないけど(笑)、これが今の私ということで。


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは、創作活動継続のために使わせていただきます。