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【忙しいクリエイター向け】本業の片手間、1年で英語を身につける方法 第1回

仕事柄色々な分野のクリエイターの方々にお会いしますが、必ずといっていいほど「英語ができればなぁ」という言葉をよく耳にします。

かく言う僕はと言うと、アメリカの4年制大学卒業、TOEC890点を過去に取得してるので、作曲仕事経由で英語のちょっとした翻訳や英訳を頼まれたり、海外の音楽レーベルから曲をリリースしたり等、割と英語ができることで仕事の幅は広がり、恩恵を受けています。

主な情報収集も海外のサイトや海外クリエイターのYou Tube動画が多いです。

ぶっちゃけ英語が出来ると人生得しかないです。

この情報化社会で得られる情報が倍以上になりますからね。

日本語という日本でしか使われてない言語に翻訳されて世に出てる情報は末端の末端です。時代を生き抜くクリエイターには全力で英語を身に付けることをオススメします。

このnoteでは、仕事の幅を広げたい、海外サイトからの情報収集において、英語にビビらないようになりたいクリエイターの為に、
英語を身につける方法などを無料で紹介していきます。

片手間の取り組み(毎日1日30分以上〜1時間未満)を
1年続けて、英語を仕事で使える入り口までの地力。
(TOEIC600〜730点レベル)

総費用は、約5000円。
(*一般書籍教材費です、僕が何か売りつけたりは一切無いのでご安心を笑)

はっきり言います。

日本にいながら仕事で不自由しない英語力をマスターすることは可能です。
それくらいの素材/環境は揃っています。

ちなみに、僕の高校最後の英語の成績は「2」でした(5段階評価、しかも1寄りの2笑)

そんなセンスのカケラもない僕でも英語は身に付いたので、やり方と工夫で何とかなります、ご安心を。

○単語から始めると挫折する!正しい学習順序とは?

英語には色々な学習分野があるのは皆さんご存知かと思います。

リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、文法、単語、発音etc...ぶっちゃけ何から手を付けていいか、わかんないですよね。
僕もそうでした、学習を始めた当初は。
もう10年以上前の話ですが、自分で色々と英語学習文献を探してトライ&エラーを繰り返していました。10年前ですら今のように色々な学習本で溢れている状況では無かったです。それでも何冊かは信用にたる学習文献はありました。

そこから確立した僕の学習順序は

第一段階 中学英文法

第二段階 中学英単語 + α 
(効率よくやれば、この段階でもう海外の人とコミュニケーション取れる)

第三段階 好きなもの(映画、洋書、ネット記事、Podcast)や磨きたい分野(スピーキング、発音、ビジネス英語、TOEIC、TOEFL etc...)など興味赴くままに
です。

・文法から始める理由

英語を始めるぞ!と息巻いて単語学習から始めた人、結構いると思います。それで学習継続できた方ってどれくらいいるんでしょうか?途中で挫折か、英語力が上がってる自覚無かったりしません?単語から学習するのって実は物凄く非効率的です。

日本語に置き換えるとわかりやすくて、

例えば
「始める」と「初める」
という言葉があります。

これ英訳するとどちらもstartで解釈できる訳です。でもこの日本語の場合、文脈によって使い分けられる言葉じゃないですか?そうすると、日本語の文意を汲み取らないとそれぞれの意味を習得するのは難しいんですよ。文意を理解するには必然的に文法知識が必要になる。僕たちが母国語の日本語で新しい単語を覚えてる時も無意識のうちに会話上で文意を理解しているんですね。

その構造を理解せず単語だけを闇雲に覚えても実用的な英語を習得はできないし、ましてや効率が悪い。

単語帳を使って単語を覚えるにしても、単語単独の意味を覚えるより、例文で覚える方が記憶の定着率も良いし、実際会話や英作文でも運用できたりします。そのためにまず文法を体に染み込ませる作業が必要です。効率的な作業をするための下地作りですね。

まず第一に目指すことは、ルールを学んでから基本を身につけるという順序ではなく、九九の掛け算の様に基本の型となる英文をルールよりも先に身につける事です。

実際この作業は、単調でこそありますが苦痛は伴いません。野球で例えるなら素振りに近いですね。その感覚でいた方が気楽に取り組めます。

なので、まず最初に学習をオススメするのは文法です。しかも、中学英文法。何をするにもココから始めるのが僕はベストだと考えます。

ぶっちゃけ中学英文法を隅から隅まで運用できれば英語ペラペラです。
そのために必要なのは九九の掛け算の様に扱える、ベーシックな英文の暗唱です。

実はあまり知られてないかもしれませんが、日本の学校教育で習う中学英語という分野は非常に素晴らしい内容を教えています。マスターすればぶっちゃけ海外生活で英語で困ることはほとんどありません。これ留学や海外生活経験者なら100人が100人同意することだと思います。それくらいの事を、中学校で教えています、実は。なので、まず最初に取り組む学習は、中学英文法を身体に染み込ませる作業です。小学生の頃に九九を覚えたように、基本となる英文の型を覚えてしまうんです。

使う教材としては、文法の解説が少しあり、各項目で例文が10センテンス以上あるものがいいですね。
これに関してオススメの効率的な教材があるので次の記事などで紹介します。

そしてひたすらに音読です。そして暗唱。もうこれに尽きる...

九九ほど簡単では無いので、時間はかかりますが、毎日愚直にしっかり続けていけば必ず身につきます、マジで保証します。

(やり方などは後ほど)

・文法が染み込んだら単語学習

そして、次の段階は単語学習です。やはり市販の単語帳を使用した方が効率が良いので、そこは黙って市販の教材を使いましょう。まず手始めの一冊は、中学で習う英単語のおさらい系くらいがオススメです。一冊の単語帳を身に付けた!という成功体験も学習のプロセスにおいて必要なので、あまり背伸びしない方が良いです。日常会話は中学英単語で事足りるので。

単語学習に苦手意識を持ってる方も多いかと思いますが、ご安心を。前段階で、文法が身に染み付いているので、単語帳によくある例文を消化していくだけで、単語が覚えれるようになっているんです。

この状態になるのとならないのでは、単語学習の効率面は雲泥の差です。

しかも文を理解できるので、単語帳の例文も暗唱できる様になっていけば、会話に使える英文のストックを増やせるのでスピーキング力の向上に繋がります。

僕が真っ先に文法学習をオススメするのはこの理由があるからです。単語学習が目的ですが、例文ごと吸収できる状態に事前に土ならしをしておくので、総合的に英語力が向上するのです。電車で、単語帳を開いて、赤シート使って、英単語と対の意味を一生懸命に覚えようとしている高校生を見ると可愛そうに思えてきます...
学校から課されているからしょうがないよね…

・下地ができたのであとは好きなものを使って磨くのみ!

この段階まで来たらぶっちゃけ今まで身につけた文法と単語で海外の人とコミュニケーションが取れる様になっていたりします。旅行くらいなら普通に楽しめるんじゃないかな。入国審査とかもビビらないくらいにコミュニケーションできる様にはなってますよ。

そして中学レベルの単語を習得したら、次はその少し上のレベルの英文音読をやっていき、晴れて第二段階は終了。

第二段階の終了で、もう色々なことを吸収する土台が出来上がっています。
ここで、英会話スクールや英会話のオンラインレッスンなどを始めてみるのもいいと思います。
皆さん下地ができてない状態で英会話スクールなどに通うので、全く吸収できず、結局大金と時間をドブに捨てる事になってるのが現状です。

でも下地ができていると違います。
そもそもセンテンスベースで発言する様になり、自分でどう言えばよいかわからなくても、こういう場合どう言えばいいのか?と質問する英語力があり、しかも相手のいうことも理解できる状態にある。

また、もうこのレベルは、自由に好きなものを見たり読んだり聞いたりして英語力を向上させる事ができるので

言わばここからは、

好きなモノや興味ある事で英語を磨いていくフェイズのスタートと共に終わりなき第2言語の旅へようこそ

と言ったところです笑

ここからはもはやライフワーク。

映画やドラマが好きな人は、文法を身に染み込ませる段階で行ったトレーニング法を、映画やドラマのセリフに適用して、音読&暗唱していくとマジで英語が身につきますよ。これができる様になるための、前段階の文法と単語学習と言っても過言ではないですね。やり方やオススメなどはまた別の記事で書いていきたいです。

とりあえず、こんな流れです。

ちなみに期間ですが、1日30分〜1時間未満(ちなみに理想は50分)の取り組みで、第二段階終わりまで1年かけます。

総費用約5000円で、毎日30分〜1時間未満の取り組み1年で人生変わるってめちゃくちゃお得。

この第二段階終わりまでの学習過程を一気に記事にしたので気になる方は読み進めてみてください。

最後に、

語学は結局のところ、才能なんて1ミリも必要なくて、毎日いかにその言葉に触れる時間を捻出できるか、にかかってます。

と言うことを心にとどめておいてください。

次の記事は、語学を習得する上での、肝心の学習法やマインド、スタンスなどを書いていきます!

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