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【忙しいクリエイター向け】本業の片手間、1年で英語を身につける方法 第3回(中学英文法オススメ教材編)

前回までの記事で、学習のロードマップと学習をする上での重要なスタンスやマインドをお話して来ました。
今回は、すべての英語の基礎となる文法の学習方法と、オススメの教材などを紹介してきます。

○どういった教材を使うべきか

まず文法と言われてもどういった教材に手を付けたら良いかわからないですよね。
僕がオススメするのは、単なる文法書ではなく、
文法の軽い説明がついてる例文集です。それをひたすらに音読していって体に染み込ませます。
詳しい文法書などは、副読本として、ここで紹介する最初の一冊を終えてからをオススメします。

それでは紹介していきます!

1.「毎日の英文法」

Kindle版じゃなく書籍版を全力でオススメ!

こちらの「毎日の英文法」は、James M Vardamanさんという早稲田大学教授のアメリカネイティブの方が書かれているのでかなり実用的な内容でまとまっています。
とは言え、すべて中学英語範囲内の内容なのでそこまで難易度は高くありません。(が、バリバリ実用的)

そして、音声も下のリンクから無料でダウンロードでき、しかも音声は英語のみ(日本語訳の音声は時に邪魔)なのでスラスラ進められると思います。
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=14108

この教材の素晴らしい点は、1文が7語程度に収まっていること。これ暗唱する上でめちゃくちゃありがたいです。文章長いと暗唱難しいですもんね。

ただデメリットがあって、文法の説明が簡素なところなので、根本理解派の人にはオススメしないのですが、僕が提唱している勉強法は最初の一歩で根本理解は抜きで、とりあえず声に出して読んでいこうスタイルなので、文法説明が必要ないと言ってしまえば必要ないです。副読本的にオススメの文法解説書(全然楽に読み進められる本)も紹介していきますので、文法補完などはそちらでやっていけば良いかと思います。不定詞や動名詞の説明が無いんでね、この「毎日の英文法」は。そこら編は別教材またはWebでさらりと読んだ方が良いかもです。

まあ、でも本当に英語の基礎的な型を覚えるのには最適な本です!

2.「Jump-Start! 英語は39日でうまくなる」

こちらはかなり最近の教材です。僕自身使用したことないのですが、立ち読みして中々体型的にうまく纏っているなと感心したのでオススメに上げました。

メリットは、文法の説明がすごく丁寧。本の前半が例文集になっていて、後半に文法解説の章と発音の章があってそれらのボリュームも中々です。しっかり内容理解していきたい人にはオススメです。しかも音声データの種類が豊富で以下の

1.聞き流し (*本書の例文暗記の中心となる和訳+英語音声)
2.シャドーイング (*英語例文の口慣らしと暗記のための音声)
3.瞬時英訳 (*英語例文の暗記テストのための音声)
4.和訳+英語例文 (*和訳付で英語例文を40分で総チェックするための音声)
5.英語例文 (*英語例文だけを20分で総チェックするための音声)
6.音の変化 (*ネイティブの発音を身につけるためのトレーニング用音声)

6種類も用意されています。(別サイトでダウンロードします)

デメリットは、後半になるにつれて1文が長いので暗唱初心者には不向きかと思います。ちょっと学習負荷が大きいかなと。あとは英語の難易度も中学英文レベルとは言え、「毎日の英文法」に比べ高い印象。

やっぱり「理解」が先に欲しい!親切丁寧な教材で進めたい!という方にオススメします。

3.「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」

10数年前、英語学習を始めた僕はこれを使用してました。10年以上前からある王道本です。

著者の森沢洋介さんの英語取得理論の『英語上達完全マップ』はかなり影響を受けました。ただ僕自身、自分の時間を全部英語に振り切れなかったので、氏の方法論のいいとこ取りして自分のスタイルを確立したんですが。

この本のメリットは、中学英文法の項目にキッチリ沿っている例文集というところです。これを仕上げれば、中学英文法の抜けが一切無いといっても良いくらい項目としては充実&網羅しています。

デメリットは、一切の文法説明が無い事、あと先ほどのJump-Start!と一緒で、後半になるにつれ長文になっていき暗唱の負荷が初心者にはキツイところ。合計1000文以上あった気がします。あとは網羅性の弊害でもあるんですが、1冊の分量が多く、1周にかかる労力も中々のものです。なのでゆる〜くやって行きたい方にはあまりオススメしないかな...といったところです。

でも非常に良書なのは間違いなく、ちゃんと細かく網羅したい!という本格派の人にはオススメです。

とりあえず3冊オススメを上げてみました。

自分に合う教材を選ぶといいかと思います。
次の記事で紹介する進め方も、「毎日の英文法」を例にとって解説していますが、他の教材にも適応させることができる進め方ですので特に強制はしません。

次回は、「毎日の英文法」を例に取り、実際に教材の進め方を紹介していきます!

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