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1月100記事書く27歳の第7回(ベンチャー企業に行った経緯)

こんにちは。まさきと申します。
普段はベンチャー企業の営業マネージャーをする傍ら、
副業でコーチングとカタリバというコミュニティを運営しております。
カタリバの内容はこちら。

100記事投稿第7回。

今回のテーマは僕がベンチャーに行った経緯についてお話をさせていただきます。

元々教員を目指していた僕が、
当日12名の会社という小さい会社に入社したのか。

そこには2つの理由があります。

①父の影響

僕は小学校に上がる前に両親が離婚して、
父親に育ててもらいました。
祖父が起こした家族で経営するくらいの小さな事務所の建設系の会社を、
父の兄と父で仕事をしていました。
父の家系は大学に行っている人も少なく、
みんな小さい会社や個人で活動する事業化でした。
どれくらいかというと、
大学に行っているだけですごい頭がいいんだね、まさきは。
うちの家系から教員になりたいなんて人が出るとは思わなかったよ。
なんてことも言われるくらいでした。

子どもの頃の僕はそんな親戚の皆さんを、
すごく頭のいい人たちには見えなかったけど、
なんか自分たちで仕事をしているそんな背中を見せてもらいました。

僕が高校生の頃、
その会社が倒産し、
高校生で私立の学校に通う僕と無職の父という状態になりました。

当時57歳の父は、
それから僕に苦しい姿など見せずに、
自分で今までの人脈から仕事をもらうようになっていきました。

この時何もわからない僕は朝遅くまで寝ている父に、
「父さん、今日は仕事ないの?」そんな言葉をかけていました。
今日は休みだよ。なんて普通に父は言っていましたが、
今考えたらなんて無神経なことをしていたんだと思います。

父もすごく頭がいい人ではなかったですが、
仕事をたまに手伝った際に、よく職人さんに、
何で父と仕事しているんですか?と聞いたことがあります。

その時にその方が、
「お父さんは決して人を見捨てないし、恩返ししてくれるからだよ。」
という言葉を言われたことがあります。

こんな父の背中を見て、父の子どもであるならば、
最低限バカでもそれくらいはできないといけないなと思った記憶があります。

そこから個人の力をつけられる場所を就職活動で求めるようになりました。

②アルバイトの経験

もう一つがアルバイトの経験です。

僕は大学入学から卒業まで続けたラーメン屋でのアルバイトが、
僕にベンチャーに行った方がいいのではという気持ちを作ってもらいました。

知っている人は知っているかもしれませんが、
一風堂というラーメン屋です。

ただのチェーン店だろと言われればそうだったのですが、
当時僕が入社した頃はまだ上場する前だが勢いもあって、
店舗はどんどん拡大するが、社員はいないため、
アルバイトの権限がすごい高い会社だったのです。

たまたま時給が高いし、
ラーメン好きだしくらいの気持ちで入ったこのバイトに、
ここまで経験させてもらえるのかと思うくらいの経験をさせてもらいました。

僕の人生を変えてくれた一風堂で関わった皆様には本当に感謝をしています。
これ読んでくれているのかな。

時給高いしくらいの気持ちではいったバイトですが、
思っていた異常にきついし、覚えが悪く高校生の同期で入った子に仕事で、
全然追いつけず最初はだいぶきつかったんです。

ここでお金を稼ぐことの大変さを学びました。

ただこんな思いをして父はいつも僕のためにしてくれていたのかと思うと、
ここでやめてたまるかと頑張る気概になりました。

そんな時にある出来事が起こります。
バイトを始めて1年経つちょっと手前あたりに、
夜のフリーターで店を回していたスタッフが退職しました。
当時のお店は大学生が多く夜のメンバーはフリーター2人と大学生で回していました。
この離職によって、
僕たちがお店を回さなければ行けなくなりました。

今はこの時の経験が、
仕事は内容ではなく、どんなマインド働くかが重要と気づかせてくれました。

当時はどうしたらお店がうまく回らず、
同期のメンバーとよく締め作業がおわった深夜1時に近くのお店で、
酒を飲みながら、
どうやったら締め作業が早くなるか、
あのお客様への対応は適切だったのか、
もっとラーメンをどうやったら早く提供出来るのか、
そんな話をしていました。

酒飲みながら何してんだってよく他の人には言われていましたが、
当時の僕にはこれが本当に楽しかったのです。

これが仕事なんだと本当に思っていました。

本当に自分の店だと、
20歳の僕は心の底から思っていました。

バイトないのに店行って、メンバーと話したり、
売上表みて、いつもより客単価がひくい、
客数少ないなど本当に生意気に言っていました。

それくらい仕事が楽しかったのです。

やることは変わっていないのに、
なぜこんなに仕事が楽しくなったのか。

自分ごとで仕事をしたからです。

だから僕はベンチャーに行こうと決断できました。

当時一緒に働いていたメンバーには感謝しかないです。

だから僕の座右の銘は、

変わらないために変わり続ける

です。

これは一風堂の教えです。

お客様から愛される続けるためには、
僕らが変わり続けなければならないというメッセージです。

僕もだから新しい行動をこれからも続けようと思います。

今回はこの辺で。

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