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結婚式の「今」を伝える"トキハナウェディングオンラインフェス"のまとめと後記と

8/6(木)にトキハナウェディングオンラインフェスを開催しました。

アーカイブをこちらで公開しています。通勤途中や仕事中にぜひ視聴してみてもらいたい!(ご覧になる場合は、54:25~がオススメ)

全国17の結婚式場(サービス)が登場して実施された3時間半のプログラムはこのような内容。

①コロナ禍の結婚式、どんなアイディアがある?
②プレ花目線で何が不安
③オンライン結婚式って?
④ぶっちゃけ今の状況で契約するの怖くない?どうすればいい?
⑤試食は行かないといけないよね、どこがおいしい?
⑥安心できる結婚式場、どうやって探す?

全部ライブで実施したわけですが、自分自身の発見も多く、詳細はトキハナ内で上がってくるレポ記事に譲るとして、印象に残ったお話を書き留めておきたいと思いました。

どんなお話があったか少しだけ紹介してみる

3時間半を見るのもなかなか大変だと思うので、箇条書きでカンタンに内容をシェアしてみたいと思います。

・結婚式に参加できなかったゲストのところへ自分たちが行く(SUEHIRO佐伯さん)
・外せるパーテーション(IWAI OMOTESANDO吉田さん)
費用もそのままで2部制の結婚式(ジ・オリエンタルテラス伊達さん)
・屋外の活用は安心感も強く、また、フェイスシールドに合わせたドレスコードを考えるのも楽しくなる可能性がある(WEDDING CIRCUS廣瀬さん)
・声でなくフォトフロップスやホワイトボードで想いを伝える(NAKANOSHIMA TERRACE #AND ME大谷さん)
・ゲストもとても楽しかったと言ってくれて見返せるのもオンライン結婚式ならではだと思った(オンライン結婚式新婦 富田香菜子さん)
・「コロナ禍だからやるもの」ではなくて「オンライン」だから実現できることがある(Vウェディング赤津さん)
・当日だけでなく当日までの準備もゲストにワクワクしてもらうことができる(HAKU廣瀬さん)
・自分たちで結婚式をつくれる世界になる(Congrats松田さん)
・いま結婚式場を選びたいけど選べないのは、日程変更やキャンセルの際の契約関係がどうなるか不安が大きいから(ウェディングニュース石出さん)
・直前まで費用負担なく変更ができる、サイト上で全て情報がわかるようになっている(グローヴエンターテイメント工藤さん)
・16日前までなら実費のみで変更もできる(KIYOMIZU京都東山猪飼さん)
・どこも料理はおいしいので、おいしいの上にどんなこだわりをのせたいかを考える(トキハナ神田)
・オープンキッチンでゲストの食事の状況を見ながら料理のコンディションをベストにして提供している(アルカンシエル南青山武藤さん)
・試食の段階でもフルコースを体験いただけるようにしている(ひらまつ吉野さん)
・式場としての対応を明確にサイトで発信して、新郎新婦だけでなくゲストや親族にも安心いただける努力をすることで、新郎新婦にも安心いただいている(ホテル雅叙園東京小泉さん)
・施設内の換気状況を数値化して換気力を確保したり、本来の挙式日に挙式をプレゼントしたりしている(ザチェルシー植松さん)
・少人数を続けてきた式場で2部制の提案も深く行っていて、参加される方々との関係性に合わせた空気のパーティをしやすいメリットもある(バウム相川さん)
・同エリアの複数の式場を利用して、スタイルを契約後に変えられるような対応をしている(バリューマネジメント梶さん)

まあまあ多いですね(笑)

3時間半、MCをやらせていただきましたがあっという間だったのは、どの式場(サービス)さんの話も発見と驚きにあふれていたからでした。

ここに、悪しき結婚式の慣習という臭いはなくなっていたように思います。

話の内容は自分の発見はまだまだ書ききれないほどなんですが、主なポイントは、
・2部制というアイディア
・コロナ禍の制約から考えられるアイディア
・徹底的にゲスト目線の式場対応が生み出すゲストの安心
ということかなと思います。

そして、結婚式場を予約済の新郎新婦の立場で話すなら、
・常識の枠で歩みを止めず、式場に強く交渉する
ということかなと思います。

トキハナLINEにも嬉しいお声がいくつか寄せられ、とても良かったです。

2部制を基本的にどの式場もやるべきだし対応できると考える理由

前回のnoteで2部制のアイディアを出したときに、「お金の問題でできるわけがない」と落胆させてしまうこともあると書きましたが、そのお金の問題をクリアできるような提案をしてくれる式場もあるということ。

もちろんサービス精神があるからという観点もあると思いますが、そうした方が経営的にもプラスになるからという思惑もあるわけで、そのような提案をしない式場はその発想がないだけかもしれません。私が式場経営者ならすぐに導入するでしょう。

だってこんな考え方になるから。

・人数が少なくなるよりも2部制でやってもらえる方が、2重コスト部分を式場負担にしても得られる利益が大きいという合理性がある
・別日でも構わないがもし同日にできるなら、挙式は全員参加で、ウェディングパーティは2つの会場に分かれて実施する形はとりやすい
・延期やキャンセルにより稼働も空いている、空いてなければ当初の日時から変更いただくというお願いをする可能性はある
・今だと話題性もあって次のお客様の獲得につながる期待ができるし、未来の結婚式のあり方に通じる可能性もある

もちろん式場ごとの判断は当然あるわけですが、本当に困っている新郎新婦を前に合理性があるのに対応しないという結婚式場はほぼ無いような気がします。コロナ禍でも空きがない本当の人気会場か、1バンケットの式場くらいのものでしょう。

式場とそのような交渉をするのは負担がかかりますし嫌なことかもしれません。ただ、それで突破口が見出せるなら、自分はがんばる甲斐があるように感じます。(新郎さん、腕のみせどころです!)

もちろん、全員同じ空間に集まらないと意味が無いという考え方もあると思います。その場合の解決策にはなりませんが…。

ウェディング業界としての意義

今回のイベント、結婚式場の枠を超えて行ったイベントという言い方もできます。ウェディングのイベントと言えば、基本的には各式場がプレゼンテーションを行って見学希望のお客様を獲得するという感じが強いのですが、今回のトキハナウェディングオンラインフェスは、"発信すること"に重きを置いた内容にしました。

イベントのフィナーレに出演くださった皆さまが登場くださった時は、やはりちょっと嬉しいものがありました。皆さま、ありがとうございました!

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イベント閉会後、出演者グループLINEは、まるで1つのチームだったように、このメンバーで結婚式をやりたいという空気感が残り、みんなで1つのことをやったという文化祭のようなすがすがしさが残りました。

結婚式の多様化、透明化に最も大切なのは、1人1人が顔出しして責任をもった発信をすることにあるのではないかと思います。

何より、イベントの中で7月に結婚式をされたお客様の結婚式事例のお話が結婚式を控える&やりたい新郎新婦の勇気につながるなと強く感じました。

今後も様々な取組みを考えてアクションしていきます!

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