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#15 コギカジ振り返り〜未経験で記事を書いた〜 『悔しくて笑いたくて漕いでいる』

昨日は場面を浮かびやすくするための、自分なりの方法を書いてみました。

今日は「自分の書きたい気持ちを高く保っておく方法」について、考えてみました。

一番最初に浮かんだのは、やはりかっこいい文章に触れておくことだと思います。
自分も思わず同じようなもの書いてみたいと思うような文章に出会っておくことがすごく有効だと思います。

先日、『江夏の21球』で有名な山際さんの『回れ、風車』という作品を読みました。
当時、まだ日本では有名ではなかったソフトボール。そのソフトボールで日本で初めてウインドミル投法を主流にした、三宅豊さんの物語です。

作中でかっこいい文章がたくさん出てくるだけではなく、
・マイナースポーツに対する世間からのズレた視線
・江夏投手が日本シリーズで快投を演じた球場と同じ
・その江夏に自分を重ね、当時メジャーだった野球とソフトボールを自分の中で対抗させている
・「風は自分で起こせるものだと思える」「風車は今も回っている」の決め台詞(僕が読んで勝手にそう思っている箇所です)が痺れる
などなど、挙げ出せばキリがないくらいかっこいいポイントだらけでした。

いつか自分もこんな痺れる作品を書いてみたい。大袈裟な言葉は何も使っていない。淡々として言葉遣いなのに、心が熱くなる文章でした。

誰かのレースを見たり、エルゴでベストを出したことに触発されて自主練習をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

あるいは、自分の不甲斐なさが気持ち悪くて、そこから抜け出そうともがいた人も。

そういう意味で、いい文章に出会うことはその両方の要素を自分に与えてくれると思います。
・いい文章に自分も近づきたい
・今の稚拙な自分の文章が気持ち悪い

プラスとマイナス。ポジティブとネガティブ。その両方の気持ちを刺激されるのがいい文章だと思っています。

逆に昨日書いた音楽の分野だと、ポジティブな気持ちは刺激されますが、ネガティブな気持ちは刺激されません。どこかで自分とは全然違う世界で起こっていることなので、悔しかったり、不甲斐なく感じたりはしないのかもしれません。

と、そんなようなところでございます。

月並みですが、やっぱりかっこいい文章に触れておくことが「書く意欲を高く保っておくコツ」だと思います。

ということで、みなさんが知っているかっこいい小説や、ノンフィクションあればぜひ教えてください!
読んで読書感想文も書いてみたいです。

では、また明日は何か別の観点で書いてみようと思います。
本日もありがとうございました。

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記事全文はこちらからどうぞ↓
『悔しくて笑いたくて漕いでいる』

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