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名古屋大学発スタートアップ:健康状態の管理は「血管を診る」ことから

・会社名

LaView株式会社

・一言紹介

健康状態の管理は「血管を診る」ことから

・インダストリー

医療、ヘルスケア

・関係大学(研究所)

名古屋大学

・会社HP


・メインサービス

非定常plethysmograph(プレシスモグラフ、プレチスモグラフ)法を利用した血管の健康状態を計測するデバイスの研究・開発

「血管の持つ様々な特性の変化から健康状態を診ることを、身近でできるようにすること」を目標に、名古屋大学・バイオメカニクス研究室の松本健郎氏らが特許を取得した技術をシーズに、「血管を診る」技術を利用したデバイスの研究・開発を行う。現在広く用いられている血圧計では、”カフ”と呼ばれる袋状のベルトを腕に巻き付け、カフの圧力を上げ下げすることで動脈の振動を記録、そこから血圧を読み取るという、という一連の流れで血圧測定が行われている。しかし、血圧が大きく下がった時の振動の低減や、脈がほとんどない埋め込み型人工心臓を持つ患者に対しては適用が難しいという課題があった。特許取得の技術では、動脈の振動ではなく血管容量と圧力の関係を利用することで、上記患者だけではなく、手術室やICUでの血圧測定にも活用することを可能とした。

・勝手コメント

・やはりウェアラブルデバイスとの相性は良さそう。脈波センサーという言葉があるので、ウェアラブルデバイで標準的なものは、カフを利用した従来の血圧計に近い構造と考えられる。当社の技術を採用しておけば、例えばSOS時など脈波を捉えにくい状況において、バイタルサインを正確かつ瞬時に伝えることが可能になる。
・容量と圧力の関係を利用しているとのことなので、例えば水道管などの異常感知センサーへの応用なども可能か?

・参考資料

(1)会社HP

ロゴは会社HPから使用、内容は参考資料を基に作成しております。
問題がある場合は削除・差し替え対応いたしますので、
お手数ですが下記にご連絡をお願いいたします。
honda000masaki@gmail.com(編集:本多)

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