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九州工業大学発スタートアップ:軽量性、高強度、低吸水性、寸法安定性、帯電防止性などを持つ新しいバイオ素材「竹プラスチック」

・会社名

合同会社テイクプラス

・一言紹介

軽量性、高強度、低吸水性、寸法安定性、帯電防止性などを持つ新しいバイオ素材「竹プラスチック」

・インダストリー

素材

・関係大学(研究所)

九州工業大学


・会社HP


・メインサービス

軽量性、高強度、低吸水性、寸法安定性、帯電防止性などを持つ新しいバイオ素材「竹プラスチック」及び竹関連製品の開発・提供

九州工業大学の西田治男氏が開発した竹短繊維を用いた「竹プラスチック」の提供などを行う。従来のプラスチック素材は、加工しやすい反面、金属に比べると強度が低いという問題を抱えていた。「竹プラスチック」とは、プラスチックを製造する際に竹繊維を混ぜ合わせることで、軽量性、高強度、帯電防止性、難燃性などを併せ持つ新しいバイオ素材である。特に電子機器に利用されるプラスチックには帯電防止性や難燃性が要求される。軽量かつ環境負荷が比較的少ないため、これまでのプラスチック素材に取って代わる可能性がある。放置竹林の問題解消、再生可能資源の有効利用、CO2排出削減といった環境対策に貢献していく。

・勝手コメント

・九州工業大学がある福岡県には日本最大級の竹の産出地である八女市がある。八女市は九州工業大学や周辺企業と連携しアメリカのシリコンバレーになぞらえて「バンブーバレー構想」に取り組んでいる。地元地域に根ざしたスタートアップ企業と言える。

・プラスチックを利用した商品にはおおよそ使えるはず。SDGsの文脈から優位性あり?
・竹繊維を混ぜる先はプラスチックしかないのか?

・参考資料

(1)会社HP
(2)九州工業大学 ”竹バイオプロジェクト” HP (http://takechika.com/bioproject/).

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