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ベスト・キッド の思い出

いじめられっ子の転校生が、空手を通して
心身共に成長していく青春映画

 主人公ダニエルが正義感を出したがために、いじめっ子のターゲットにされてしまいます。

 ある時、ダニエルがいじめっ子達からボコボコにされているところに、アパートの管理人ミヤギさんが颯爽と登場し、彼らをたった一人で一掃してしまうのです。
 なんとミヤギさんは空手の達人だったのです。いじめっ子達は全員空手を習っているのですが、そんな彼らから一撃も食らわずに倒してしまう姿がかっこいい。

 こんなおじいちゃんになりたい、理想のおじいちゃん像を見つけました。
 なんやかんやで、ダニエルはいじめっ子達と空手の大会で決着をつけようじゃないかということで、ミヤギさんから空手を教わるのです。

 なんといっても空手の特訓シーンがこの映画の特徴的な部分で、ミヤギさんがダニエルにペンキ塗りや洗車をさせるんですけど、それらの動作が防御の動きにつながるというアイデアが衝撃的。
 これで本当に空手がうまくなると、当時の私は本気で思っていたほどで、同級生とよくマネをしていました。

 そして、必殺の技「鶴の型」をミヤギさんから伝授されるのですが、今見ると「なんてスキだらけなんだ」と思ってしまうけど、当時はカッコいい~と思っていて、これも同級生とマネをしていました。
 これを再現できた友人は映画仲間の間では一目おかれる存在となっていました。
 ラストの鶴の型の一撃は、今でも心に残る最高の名シーンです。

 ちなみにこの作品はロッキーと同じ監督で、さらに音楽もロッキーを担当された方と同じなので、ストーリーも音楽も素晴らしい作品です。
 後にパート2、3が制作されましたが、個人的には第1作目が傑作だと思います。
後、日本語吹き替え版がおすすめです。

 ミヤギさん役のノリユキ・パット・モリタさんが、亡くなっ時は悲しかった。
 今頃ですが、お悔やみ申し上げます。
あなたのようなおじいちゃんを目指します。

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