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目標と目的の違い。目標達成のためには目的思考が全ての源という話。

東大までの人、という言葉をご存知だろうか?

親の名誉のために強制的に受験勉強をさせられたりして東大に合格してから燃え尽きてひどい5月病になったり、東大に合格した瞬間から人生が下り坂になってしまい社会で活躍できない人材になってしまうことを表現した言葉だ。

今回は、この東大までの人、を例にして目標と目的の違いを簡単にまとめたい。

受験勉強だけでなく、営業数字を達成するためにも、語学習得、資格試験やダイエットでもなんでも、自分の目標を絶対に達成するためには目的設定が重要だ。

目的は、目標を達成するため自家発電の燃料となるだけでなく、過程で訪れる困難を乗り越えるための大きな糧となる。燃え尽きも防ぐ。

だから何か達成したい目標があったら、その目的を言葉にして腑に落とすのがファーストステップだと僕は強く思う。

皆さんは、達成したい目標があったら目的設定をしてますか?

でも、そもそも目標と目的の違いはなんだろうと、明確になっていない人も多い。目的は?と聞かれて固まってしまう人もいる。

簡単に表現すると、目的とは目標を達成した後の自分は達成前の自分と比べて、どんな状態になっていたいのかを言葉にしたものだ。

ビフォー・アフターの自己変容とも言える。

マラソンでいったら最終のゴールテープを切ったら、その向こうの世界にはどんな光景が広がりどんな感情を得てどんな自分になっているのか?

ダイエットでいったら、目標の体重になった時に自分はどんなスタイルになっていて、鏡でその姿を見たときにどんな感情を得てどんな自分になっているのか?

語学の習得でいったら、その言葉が話せるようになったら自分にはどんな可能性が広がりどんな自分になっているのか?誰とどんな感情で交流をしているのか?

どんな自分の欲求は欲望を満たすことができるのか。

お分かりかと思うが、目的というのは漠然としていて数字等で定量化ができるものではない。

逆に、この目的をしっかりと明確にすると目標というのはその目的に近づくための定量的な指標になる。

東大までの人は東大に合格した先の未来が全く考えられていなかった人。入ることが目的になってしまった人。

東大に合格したらどんな自分になっているのか?どんな感情が得られるのか?何が実現できるのか?どんな可能性が広がるのか?誰の役に立てるのか?

東大だけの話ではない。受験勉強だけの話ではない。資格試験、英語の勉強、営業数字目標、ダイエット、禁酒禁煙。すべてに通じることではないか?

モテるとか、湧き上がる自信がつくとか、認められるとか、稼げるようになるとか、金持ちになれるとか、そういう自分中心の欲求でも構わないと思う。

なぜなら人は、自分が満たされて初めて周りに対して役に立とうとか貢献しようとか思えるものだから。自分が満たされてもいないのに、人を満たそうなんてできないから。

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