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三千円の使い方という本を読んだ感想

三千円の使い方という本を読んだ。この本を選んだ理由は Twitter でたまたま著者ご本人のツイートが流れてきたから。タイトルだけに惹かれてAmazon でポチっとしてしまった。

買ってよかった。読んでよかった。

女性の生き方や悩みという軸とお金の悩みの軸の2軸で構成されている本だと感じた。

出てくる女性は
年金生活をする日々のおばあちゃん
家事を全くしない旦那に愛想を尽かしつつある二人の娘のいる母親
稼ぎは悪いか愛のある旦那と結婚した1人娘のいるお姉ちゃん
社会人として理想の生活を夢見る妹

お金という世の中のほとんどの人が持つ共通の悩みが物語の軸に入っているのでずさずさ心に響く人が多いんだろう。もちろん僕もその一人。

主役は二人姉妹の妹の方。

お金が絡んでくる物語でひょっとしてドロドロしたものなのかと思ったけど最後はほっこり。

人それぞれ人生の背景や悩みは変わるので響くポイントは全く違うと思う。

僕が心にとっても印象付けられたのが、年金生活をする日々のおばあちゃんの考え。

神様が「はい、あなたは何歳の何月何日に死にます」と教えてくれたらどれだけ楽になれるか。死ぬのはもちろん怖いのだけど、死ぬ日が決まっているんだったらそれに向けて年金や貯金の使い方も計画ができる。

しかし自分はいつ死ぬかわからない。明日死ぬかもしれないし長生きをするかもしれない。どうやってお金を設計したらいいのか?

確かにそうだ。こういう視点は今までになかった。

そう考えると、今加入しているドル建てのリタイアメントインカムも続けていいかなとちょっと思った。ちょっとしんどいのでやめようかと悩んでいたけど、長生きリスクを軽減させる保険になるから簡単に止めてはいけないかもしれない。

おばあちゃんはお金の不安だけではなく、社会のつながりという悩みも抱えている。

年をとったら、お金の問題や健康の問題だけだと考えられがちだか、社会のつながりという問題も今のうちから想定していろんな人との繋がりを築いていく必要があると感じた。

それにしても、ハローワークに通って仕事を見つけようとするなんて本当に素敵。物語の最後のほっこりにも・・・

僕はお金の問題については色々勉強してセミナーも通って(この物語の中に出てくるお金のセミナーのようなものに以前通った)そこからつみたて NISA などしっかりと設計してきた。

子供は今3歳なのでお金の不安は、知識を得て実行することによりかなり減っていると思う。

登場人物の二人の娘の母親は、いつ介護が始まるかわからないと不安になっていた。

僕も同じ状況。両親は今住んでるところから離れている。さぁ今から介護が始まったらどうなるのか!そこもしっかり設計していないととんでもないことになるな。

あと、女性の読者が多いと思うけど、男性目線の感想は、家族を大切にしよう。とあたらめて感じた。

家族はすべての源。

ここが壊れたら、関係が壊れるだけでなく、お金面でも壊れるはず。

まずは1週間、妻の話にしっかり向き合い、話を聞く姿勢をもとう。お客様の話はしっかり聞くのに奥さんの話は聞いてないはダメだからね。

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