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人生で初めてレギュラーになった独立リーガーのお話 〜富良野ブルーリッジ2年目編〜


皆さんお久しぶりです🫡
年の瀬ですが、いかがお過ごしでしょうか

引退してから約3ヶ月が経ちました

地元に戻り、東京で就職して早くも社会人としての新しい生活がスタートしました

就労しながら野球って結構しんどかったけど
やっぱり働くってしんどい!!笑
野球したい!笑

けどその分今は週末の野球が息抜きになってて
すごく楽しいんですけどね。。


あ、そうなんですよ

私なんだかんだで元々いた社会人硬式のクラブに復帰することになりまして

けど1年間公式戦出れないもんで

まだちゃんと登録とかはされてないもんで

とりあえずひたすら練習だけしてます笑

まぁ現状報告はこれくらいにして

今回は久しぶりに

人生で初めてレギュラーになった独立リーガーのお話〜富良野ブルーリッジ編〜 

の続きを書こうかなって思ってます
(題名見ればわかるよね)

今回は独立リーグ2年目のお話になります

まぁ平たく言えば

独立リーグ辞めよう。
って思った理由を話すような感じです

たぶん読んでて楽しくはありません

先に謝っときます
申し訳ございません

これまで感じた事や考えた事、色々な感情が
書いててぶぉっってなる内容なので

たまに日本語がぶっ壊れてても許して下さい笑

ってこれ書いてるだけで500字だもん。
長いぞーこれ笑

長々と付き合ってくれる方だけここから読み進めて下さい笑


ブルーリッジ2年目すたーーと


2年目、寮が変わると聞いて少し早めに富良野に入って自主練の合間なんかで掃除やらなんやらをしていた

新しく入団する人たちも田中さんがトライアウトで選んできただけあって内野手の人達もみんな上手だし、ピッチャーも去年の倍くらい人数いるし笑

けどこの時の正木はちょっとした謎の自信があった

今思えばただの過信でしかなかったけど

昨年1年間ショートとして全試合出た。
ということが謎の自信につながっていた

あの時は人がいないから出してもらってただけなのにその事をあの時の正木はわかってなかった

絶対今年結果出して野球だけで生活できるようになってやる

意気込みだけは立派だった

ただ、そんな気持ちもシーズンが始まると打ち砕かれる事になる



シーズン序盤、結果が出なかった
全くと言っていいほどに

生命線だった守備も不安定
ショートだけでなく自信があったセカンドも


あれは6月頃だった気がする
田中さん(監督)にラストチャンスだと言われた数試合があった

しかし、全くダメだった
今までやってきた事はなんだったんだろう。

本気で思った。

そんな自分に対してずっと打ちまくる走りまくる同じ内野手の芹沢こーすけパイセンと安定した守備を続ける村瀬次期キャプテンの2人

この人達でも他のリーグ受かんなかったんだもんなぁ、、、
おれなんかが上のリーグとか、野球で生活するとか、絶対無理やん。。。

現実を突きつけられた

その時期から代走での出場がメインになっていたが、そこでも試合の勝敗に関わる場面での走塁ミスがあったりもした

体の疲れ以上にメンタルがどんどん削られていく感覚があった

それでも毎日夜の自主練は続けていた

夜のアリーナ(室内練習場)は大体
村瀬、平野、藤淵の3人がいる

毎晩同じ場所で練習してても多少の引け目は感じていた。

だが、ある日を境に
気づいたら練習場に足が向かわなくなっていた

一年目の時から練習量だけは上手い人にも負けないように頑張ろうと思ってやっていたがある日を境に自主練習をする事自体が重荷になっていた

この時初めて野球が嫌いになった

一年目の時も辛かったしやめたくなった事は何度もあるけど野球は好きだった

けどこの時はまた違う感情だった

自分はもうこれ以上野球で上の世界を目指すのは無理だ

この時本気で思った
もうこれ以上野球を続けてもしょうがない
今年でやめよう。そう決めた。


富良野2年目の夏


そんなある日、SNS上で一つのトピックスが
目に入った

小田原に企業のクラブチームができるらしい

それを見た瞬間なんか知らんけど決めた

このチームのトライアウトを受けよう
そんでこれがダメならもう諦めよう。


そして8月、一度神奈川に帰省させてもらってテストを受ける事にした

けどやっぱり謎の運の悪さを持ってるのかなぁ

帰って早々コロナになった

全然トライアウトどころじゃない
40℃の熱が3日続き、ご飯も食べれない
元々無い体重も激減した

そんな貴重な筋肉を全て削ぎ落ちた状態で
富良野に戻る事になってしまった

全然野球どころじゃない
まず体力を戻すところから始まった

もーこんなん野球で上目指すとかそんなん
言ってられないわ

ただ、なんでか知らないけどコロナになる前より足が動く

病気で寝てたおかげで疲れが抜けたのだろうか
野球に対して開き直ったおかげで気持ち的に楽になったのだろうか

ちょっとずつ守備が良くなってきた

そんな時、あるチャンスが巡って来た

松本さんが久々に先発する富良野市営での試合
この試合にショートでスタメンで起用された

久しぶりの初回飛び出し
ホームゲームでの登場曲付きの打席

結局エラーもあって途中交代になったがこの時はいつ振りかわからないが野球が楽しかった

この時の楽しさだけがその後の残りの日程を消化していく活力になっていた

しかし、その後もシーズン中は特に変化は無く、代走メインの出場で全日程が終わってしまった



来年どーしよ。もうやめるか。
色々悩んだ

だけど、やっぱりあの楽しい瞬間が頭から離れない。

ここで辞めてしまったら後悔するんじゃないか

そんな気持ちがあるままやめるのはなんか嫌だ

そして決めた

ラスト一年、思いっきり楽しんでやめてやる

野球も楽しんで、富良野も楽しんで
何も悔いを残さずにやりきってからやめよう

上を目指すとかそういう使命感も全て捨てて

数は少ないかも知れないけど応援してくれる人達に胸張ってやめれる辞め方をしよう

そう決めたのだ

他のチームでやる事も考えたけどやっぱり
富良野でやりたくなった

野球で人生を変えるチャンスをくれたチームで
最後までやり切ろう

そう決めて正木は2年目の富良野を出た


終わりーーー!!


富良野2年目のお話いかがだったでしょうか

年末にちょっと重い感じの内容になってしまってすいません🙏

改めて、今シーズンで引退した理由ですが

1つは2年目のシーズンで限界を感じてしまった

2つ目はそんな気持ちを抱えたままこの世界に残る事は自分にはできなかったという事

ただ、後悔は残したく無いし胸を張ってやめたい。という事で3年目を最後のシーズンにする事を決めました

周りの大人にこの話をするとまだ若いのに。
とか、そんな事ないでしょ。ってよく言われたけど

やっぱり中途半端な気持ちでこの世界には居たくなかった。それが本音です。


ちょっとカッコつけすぎですね笑

ただ、その心境の変化が野球に対する見方や
価値観を変えるきっかけになった


そんなお話はまた次回にしますね

そして次回は、、、
富良野3年目のお話

人生で初めてレギュラーになった独立リーガーのお話 〜最終回〜

になります

3年間続けて来たこのお話も次で終わりになります

もうnoteを書くことも無くなると思います笑

正木の物語の最終話
そして最後のnoteも読んでくれると嬉しいです


ちょっと長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️

ただ、先に言っときますね、

最終話たぶんもっっと長いです笑

自分が書きたいこと、感じた事、伝えたい事、次のnoteに全部載っけます

なので皆さん、覚悟して読んでください
長すぎたら2話に分けるかも知れません笑

って事でまた最終話もよろしくお願いします
それでは、良いお年を〜


バイバーイ👋








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