見出し画像

物理苦手でも気象予報士試験に合格したい!#36 防災気象情報

こんにちは、まさごんです。
気象予報士試験の合格を目指すべく、日々の勉強内容を記録しています。

勉強内容

災害をもたらすような気象現象が起きたときに、注意報を出すか、警報を出すかの判断を的確にしなければより被害を大きくしてしまいます。今回は注意報・警報を出すタイミングやその他気象情報について学習します。

学習ポイント 注意報・警報

まず注意報と警報の違いを見ていきます。

注意報とは「気象災害が発生する恐れがある」場合に発表されます。
警報は「重大な気象災害が発生する恐れがある」場合に発表されます。
主に予報対象区にある地方気象台から発表されます。ただし、同一地区に対して注意報が同時に発表されることはありません。

続いて、気象情報について説明します。

気象情報には役割が2つあり、それは予告的内容と補完的内容に分けられます。
予告的内容の気象情報は、対象とする注意報・注意報が発表されていないときに発表されるものです。例えば大雨が予想される1日程度前から「大雨に関する気象情報」を発表して注意・警戒を呼びかけます。

補完的なようの気象情報は、対象とする注意報・警報が発表されているときに、注意報や警報を補って発表するもので、決して注意報・警報に代わるものではありません。例えば大雨注意報や警報が発表されているときに、@大雨に関する気象情報」として雨の実況の経過や見通しを発表します。

気象情報の中でも、大雨警報が発表されているときにある地域で数年に一度しか発生しないような激しい短時間の大雨を観測あるいは解析した場合、「記録的短時間大雨情報」を発表して、より一層の警戒を呼びかけます。

注意報・警報を発表するときには、予報区の「二次細分区域(市町村ごと)」を対象にした発表基準があります。警報の時は、警報基準、注意報の時は注意報基準と、それぞれ基準に照らし合わせて発表されています。

この基準とはどのようなことかというと、例えば雪がたくさん降る地域の北日本や日本海側と、めったに降らない関東なおdの地域では、大雪に対する備えや心構えが異なります。このため、北日本では雪に対する基準値が低く、東日本や西日本では基準値が低く設定されています。

雨の場合は逆に西日本や東日本のほうが基準値が高く、北日本では低くなっています。

気づいたこと

同じ降雪量でも、隣の県では警報が出ないことがあるんですね。
でも確かに、東京でいつか12cmの雪が積もった時、電車やバスがとまっで交通網がマヒして家に帰るのが大変でした。日本海側の12cmなんで冬では当たり前ですから、やはり慣れていると簡単に対応できるから警報の基準値も低くなるのですね。
ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?