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物理苦手でも気象予報士試験に合格したい!#50 放射対流平衡 

こんにちは、まさごんです。
気象予報士試験の合格を目指すべく、日々の勉強内容を記録しています。
とうとうラスト回です。ここまであっという間でした…

勉強内容

学科の勉強範囲を一周したため、ここからは過去問で間違えた問題で大事だと思ったものをピックアップしてまとめていきます。
使用している過去問は、気象予報士試験研究会が編集している、2022年度版の過去問です。

学習ポイント 対流

前回の記事では、放射平衡温度についてはまとめました。地球が吸収した太陽放射と、地球から放出される地球放射が等しいことを「放射平衡の状態」といい、この時の地球の温度を「放射平衡温度」といって、その値は255K(ー18℃)です。
しかし実際には温室効果が働いているため、気ky痛の平均気温は288K(15℃)に保たれています。

温室効果があるからこそ、この地球は緑にあふれ、我々生物が暮らしていける気温になっているわけですが、これだけだとまだ足りません。
じつは、放射平衡だけの大気は実際の大気よりもずっと不安定な状態になります。

不安定な状態というのは、気温変化の割合(2地点間の気温差)が大きい場合のことを言います。放射平衡だけだと、対流圏内の気温源率(高度が高くなるにつれて気温が低くなる割合)が、現実のそれよりずっと小さいのです。これが不安定な状態ということです。

では、実際はその不安定状態をどのように解消しているのでしょうか?

不安定な大気というのは、冷たい空気が上に、暖かい空気が下にある状態です。このままだと不安定なので、それを入れ替えるために対流(上昇流と下降流)を発生させます。暖かい空気を上昇させることで上に空気を温めようとし、冷たい空気を加工させることで下の空気を冷やそうというのです。

このようにして、2地点間の気温差を小さくできます。
地上から高度10~15kmまではこの対流が頻繁に起こっていて、主な気象現象はすべてこの圏内で起きます。このため、この高度15kmくらいまでを「対流圏」と呼んでいます。

放射平衡だけでなく放射対流平衡によって、安定した大気が作られ、その中で私たちが暮らしていけるのです。

気づいたこと

明後日が試験という実感がわきません。いまだに現実見れてないからかな?
過去問を毎日説いているけど、本番は解けるかな、忘れてることないかな…。試験そのものにおびえています。行きたくない…。

でもいままで自分が登校してきたnoteの記事を見て、こんなに続けてきたんだから、最後まで挑戦しよう!を奮い立たせています。そうだよね。勉強してきたんだもんね。
自分のプロセスを振り返られるようにしておくって大事なことだなと思いました。自分に自信が持てます。

これで気象の記事まとめは終わりです。
ありがとうございました。
次に何するのかある程度考えてあるので、試験が終わったらまとめようと思います。


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