見出し画像

物理苦手でも気象予報士試験に合格したい!#35 数値予報-18 台風

こんにちは、まさごんです。
気象予報士試験の合格を目指すべく、日々の勉強内容を記録しています。

勉強内容

台風について引き続き学習します。
今までは台風の構造について学習してきましたが、今回は台風の勢力をどのようにとらえて、どのように警戒しているのかをまとめます。

学習ポイント 台風の大きさと強さ

台風の勢力は風を基準として大きさと強さが区分されています。
台風は強風のほかにも大雨をもたらしますが、台風勢力の区分では雨の多少は考慮されていません。

台風の「大きさ」は、風速151km/s以上の強風域の広さによって決まります。また台風の「強さ」は中心付近の最大風速の大きさによって区分されます。

台風の大きさは、「大型」と「超大型」の2種類です。昔は「普通」「小さい」などもあったようですが、小さくても大雨を降らせ、災害をもたらす台風もあります。人々が警戒しなくなるため、このような文言はなくなりました。

台風の強さは「強い」「非常に強い」「猛烈な」の3段階あります。
気象情報では、「大きさ」と「強さ」を機見合わせて、例えば「大型で強い台風」と表現しています。また、大きさと強さは必ずしも比例しません。

気象庁は、北太平洋上に存在する台風について、常時監視しています。それが日本からおよそ300km以内に近づき、日本に被害を及ぼす可能性が出てきた場合には予報体制を強化し、台風に関する情報を1時間おきに発表します。

台風の進路予想に用いられる予報円があります。
予報円は、12、24,48,72,120時間先の各予報時刻に、70%の確率で台風の中心がその中に入ると予想される範囲を円形の領域で示しています。
予報円と一緒に示される某風景海域は、台風の中心が予報園内に進ん枝時に、暴風域に入る恐れのある範囲です。

台風予想の発表回数は、24時間先までは3」時間ごとの1日8回、120時間先までは6時間ごとの1日4回と決まっています。
これに加えて台風の状況をいち早く知らせるため、観測から1時間後の台風の中心位置や勢力を推定し、これまでの台風情報に加えて発表しています。

気づいたこと

子供のころは台風の予報円を見て、台風はどんどん大きくなる怖いものだと思っていました。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?