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IKN no.23 いっちーの躁鬱日記

こんにちは。
いっちーです。

僕は、家を建てるとか土地を買うという行為にあまり賛同できない。

前職は、住宅メーカーの営業をやっていた僕が、仕事をやめようと思ったきっかけの一つがこれだ。

まず、家は既にたくさんある。これだけ空き家問題が叫ばれており、わざわざ多額の借金をしてまで、新しい家が欲しいというのが僕には理科できなかった。

大体の人が35年という長期のローンを抱え、その返済にあくせくしてしまう。収入に余裕がある人はまだいいかもしれないが、その収入がいつまでも続くとも限らないし、別の場所に住む必要が出てきたりしたら厄介だ。

そして、土地から購入する場合、新たに土地を買うという行為が必要になる。もともと持っていた土地なら、まだマシだと思うけど、大体土地を買うというのがよくわからない。もともと誰のものでもないはずのものをどうやって買うのだろうか。

地球を所有しているのは人間ではないし、誰も所有していないし、できないはずだ。地球に住まわしてもらっている立場のはずだし。

南国のサモワでは、土地を所有するという概念がなく、誰のうちでもみんな勝手に出入りするし、庭になっているバナナやマンゴー、パパイヤなど勝手に取って食べるらしい。服なども共有し、しまいにはお金も共有することがあるという。

日本や他の先進国では考えられないだろうが、でも、僕はこの暮らしをしてみたいし、共感している。

資本主義は、常に競争を強いられるため、生き残るためには戦う必要がある。物理的なものではないが、僕は戦いたくないのである。戦わなくていい世の中にするために、先人たちは命をかけていたはずで、それをなしたと思っていただろう。でも、僕たちは、いまだに戦っている。

ただただ、困っている人に手を差し伸べ、こちらも何か困ったこたがあれば助けてもらう。それでいいじゃないか。

ただここに、「人よりも豊かになりたい」「人よりも高い地位につきたい」「人よりも優れていたい」といった欲望が入ってくると成り立たなくなってしまう。

人は誰しも時間を潰しているだけなのに、そこまで優劣を競い合ってどうするのだろう。

最後は皆、風の前の塵に同じだ。それま一人でも多くの人が窮屈を感じず、笑顔で居られるように助け合えばいいじゃないか。競い合うのではなく、助け合う。

僕は、それがいい。

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