見出し画像

森道市場

5月27日〜28日の2日間、3年ぶりの森道市場へ。

https://mori-michi-ichiba.info

海エリアの端の端、『ひらく湯』というpopup銭湯(今年は足湯のみ)の場所でマッサージをさせてもらった。
キッカケは去年のニューアコでお客さんとして入りまくっていたトラックサウナ。


ニューアコの会場内に設置されたトラックサウナ

遊びが仕事に繋がった楽しい瞬間。

今年も金土日の3日間開催だが、自分が参加できるのは金曜の夕方から土曜日の夜まで。中途半端な参加だがどうしても行きたかった。
今回のひらく湯を仕切っているSUNDAY FUNDAYの代表ガースーさんは『それでもOK!』とすぐに返事をくれた。一回会っただけなのに凄く気持ちいい人だ。

金曜日の朝、自分の所属する大阪籠球会の練習があり終わりで新幹線に飛び乗った。
最近の移動が夜行バスばっかりだったので新幹線自体めちゃくちゃ楽しかった。大阪→名古屋間は1時間なのでもっと乗っていたかった。笑

名古屋から乗り換え蒲郡へ、蒲郡から会場まではシャトルバスで移動。全部含めて大阪から3時間、あっという間に到着。

足湯コーナーの目の前にベッド設置
観覧車の前がメインステージ
マッサージ受けながら音楽が聴けます

会場到着したすぐから『腰が…』というスタッフに始まりなんだかんだで夜までお客さんが絶えなかった。

ひらく湯スペースの後ろはすぐ海

出店者やお客さんも知り合いが多くて、マッサージ受けに来てくれたり、会いにきてくれたり、嬉しい時間が続いた。

お店が営業終わったら各々で夜を楽しみ始めるのが森道市場の楽しみの一つ。3年前は2泊ホテルを予約していたが、1日目の夜があまりに楽しそうで2日目の宿泊をキャンセルしてブースに野宿したぐらいだ。

そんな感じで楽しい宴(夜の森道市場)がスタート。
慣れない日本酒やワインで少し酔っ払ったのでトイレに出たついでに海辺を散歩していたら昼間に足湯をしていた若者達がコーヒーを淹れていた。

『マッサージのお兄さんもコーヒー飲みますか?』

『はい!いただきます!』

浜辺でコーヒーを淹れてくれた

なんのcoffeeか分からんかったけど
『ロケーション』×『優しさ』でとてつもなく美味しく感じた。
マッサージもそうやけど、結局は【脳】で感じるもの、色んな場所で色んな掛け算試してみたいな。

今回は一泊だけやし防寒さえ対策できたら野宿いけるなと自分がマッサージしていたベッドで寝た。
海エリアの端の端、海風を舐めていた。寒すぎて寝ては起きての繰り返し、合計して2時間も寝れなかった。これもまたいい思い出。
寒くて寝れなかった最悪な夜と引き換えに最高の朝が迎えてくれた。

4:20頃の朝焼け

目が覚めたので一応持ってきていたランニングシューズをカバンから取り出していざ森道RUNへ。
Googleマップで近所の面白そうな場所をピックして往復10kのmini trip。

会場から往復10kで行ける竹島
島の中心に八百富神社がある

会場戻って着替えていたら
『何時からマッサージいけますか?』
の連絡が。

2日目は7:00からマッサージしてました

そこからお客さんが入場してくる10時まで出店者と前日から泊まっているお客さんがひっきりなしに来てくれた。
この日は殆ど上裸でマッサージしていたけど、お客さんは気にする様子もなし。これも森道市場に集まる人達が似たマインドを持っている証だなと思った。普通なら注意される。笑

前日浜辺でコーヒーをご馳走してくれた3人

2日目は朝から時間が長かったので休憩時間に見たいLIVEを入れて自分なりのタイムテーブルを作成。
今回はTOSHI-LOWさんとTHA BLUE HERBを選んだ。

どんだけ楽しい1日でもこの2組を見なければ『いい森道市場だった』とは言えないぐらい自分にとっては大事な2組だった。
TOSHI-LOWさんは毎度の事ながら渦中の人達を『いじり』ながらその人達を『救っていく』。
TOSHI-LOWさん以外誰もできない事だと思う。

THA BLUE HERBが最後に言った
『ありがとう、それ以上ない。ありがとう、それ以外ない』
が全てを物語っていた気がする。

THA BLUE HERBのステージ後ろには観覧車
こんな景色が見れるのも森道市場だけ

LIVE後に海エリアの端の端までTOSHI-LOWさんが来てくれた。俺は人生であと何回この人に喜ばされるのだろう。
色んな話もできたし、久々の【押忍】も!笑

久々の【押忍】

そこからは帰る時間までひたすらお客さんが来てくれた。
最後の方はひらく湯のスタッフや知り合いの出店者さんが集まってきてくれた。
そこでもらった一言が2日間の疲れを吹っ飛ばしてくれた。

『このマッサージが森道市場で1番いい買い物です』

これは嬉しかった。
3日目も滞在したかったが翌日も朝から練習だったのでここで森道市場とはお別れ。海エリアの端の端だったので帰り道挨拶しながら帰ったらそれだけでめっちゃ時間かかった。
2日間で沢山のと出会った。
その中でも特に印象強かったのが東京から来ていたはましゃかちゃんという女の子。
『東京に帰るお金も、3日目参加したいけどチケット買うお金もない』というおそらく森道市場参加者の数万人のなかで1番サバイブしていた人物。
前日の宴でその話を聞き、そこにいたメンバーで『明日の森道でお金稼ごう!』って流れになり協議の結果『似顔絵』をやる事になった(美大出身+iPadも持ってきていた)
そして見事、次の日1日かけて『帰りの交通費と3日目のチケット代』を稼いでしまった。
こんなエピソードが生まれるのも数あるフェスの中でも森道市場だけではないだろうか?

似顔絵看板もってるはましゃかちゃん

後ろ髪引かれつつ会場を後にした。
約1.5日の森道市場。
『また来年も来たい』と思わせてくれるには十分な時間だった。
最後に一つの記事を貼り付けておく。
会った事も喋った事もない『岩瀬さん』の記事。
この記事を読んで今更ながら『会って喋ってみたかった』と思う。
そして『森道市場を続けてくれてありがとう』と山田さんに来年直接伝えたい。

価値観なんて人それぞれ
でも自信を持ってこれだけは言える

『森道市場が大好きだ』

最後に
大好きな森道市場で会った大好きな人達
を貼り付けておく

サイクルクロークのモンジャさん
伊勢のメイちゃんありさちゃん
尾道ウシオショコラトル、社長&副社長
ラップやばかったす
大阪のお酒と音楽大好きcrew
帰り大阪まで送ってくれたリク
大阪whyknotノブくん、ウシオショコラトルcrew
SUNDAYFUNDAY crew
群馬からミナミちゃん&ニコ
TOSHI-LOWさんと澤井家族




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?