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子供たちへ

もう、あなたたちと会えなくなって来月で一年が過ぎようとしています。

ようやく、お父さんも気持ちに整理がつき、あなたたちと会えない今の現実を受け入れることができるようになってきました。

昨年、2021年は現実を受け入れることができず、毎日を生きていくことがやっとの状態でした。あなたたちのことを思うと辛くて涙が止まらない、そんな毎日でした。そして、僕は、辛い毎日を乗り越えるために、あなたたちのことを考えないようにしてきました。

2022年1月、年が明け、心身ともに回復してきました。そして、ようやく今日、自分の心の中にあるあなたたちへの思いを言葉にしようという気持ちになりました。

正直お父さんは、不安でした。

らいざんはまだ2歳で小さいからお父さんのことはもう記憶から無くなってしまったのかな。

かりんちゃんは、5歳。お父さんと過ごした記憶は無くなってはいないのではないでしょうか。だけど、あなたはとっても賢い子だから、周りの人に「お父さんはどこ?」、「お父さんに会いたい」って口に出さないんじゃないかな。きっと寂しさを隠して、毎日を明るく生きているのではないかって考えてしまいます。

かりんちゃんにさみしい思いをさせていると思うとお父さんは胸が苦しくなります。

お父さんは、たまにかりんちゃんがいずれお父さんのことを忘れてしまうのではないかと思うことがあります。

そして、お父さんも、あなたたちのことをいずれ忘れてしまうのではないかと思って悲しくなります。

今日は、親友のおとさんと話しました。おとさんからは、子供たちの思いを毎日手紙にして書き記しておくと良いとアドバイスをもらいました。将来また再開するあなたたちに向けて毎日の思いを書く。いつか会うその日まで。

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