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自給自足カレッジ第7講①〜午後の実習〜苗取り作業と田植え〜自給自足カレッジ115

半夏生(はんげしょう)とは、夏至から11日目の事を言うそうですが、昔から半夏生までに田植えを終わらせるというのが鉄則だという話しを、稲作講師の野呂由彦さんから聞きました。

昨日は、ちょうど半夏生だったそうで、天気も良く、最高の田植え日和となりました。

野呂さんのメモ

上記の野呂さんのメモにあるように、田植えをするまでにも、半年以上かけて色々と準備をしておく事があります。

ひと月ほど前に、苗床作りから、種降ろし、をさせて頂いていましたが、その種下ろしをした苗が、下記のような状態まで育っていました。

昨日は、まず、この苗床から苗を一本一本抜いて束にしていく作業=苗取りをしました。

苗取り作業をする受講生(土曜日)

苗取り作業は、苗床から一本づつ苗を取り出して、田植えの時に持ちやすい大きさの束にして、稲藁で括っていく作業です。

藁一本で苗束を括るくくり方も学びましたが、熟練者はサッと出来るようです。

野呂さんによると、野呂さんの叔母さんは、相当な熟練者で、6月から7月にかけてひと月ほどは、毎日ご近所やお友達、親戚のところに行って、田植えを手伝っていたそうです。

一日1人一反出来れば一人前と言われたそうですが、一反(300坪=1000sm)の田んぼがあれば、だいたい5人家族が1年間お米を食べられるそうです。

苗束を投げて適所に落としていく野呂さん。
苗束が飛んでいるのが見えますか❓

昨日は、3種類の苗、うるち米、赤米、餅米、の苗を、田植えしました。

線引き道具で、田んぼに格子状に線引きし、交点に苗を植える。野呂さんによると、今年は33センチ間隔にしたそうです。
線引きを教える野呂さん
水田に足を取られて右往左往する受講生
田植えが終わった田んぼ

みんなで並んで植えていくと、それなりにちゃんと植えられる感じになりました

みんなでやると、割とあっという間に終わりました。

最後は道具の泥落としですが、下記の通り小川に飛び込んでの、遊びながらの作業になり、子供たちは大喜び。

家族で楽しめるのも、自給自足カレッジの魅力。

是非一度、無料体験会にお越しください。

7月以降でも、第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降では、

7月・・・ 15日(土)・16日(日)
8月・・・ 5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)
9月・・・ 2日(土)・3日(日)・16日(土)・17日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく穏やかになるので見てみてください。

YouTube動画(3分)

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩

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