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社会貢献型企業では、自分が何の道具であるかを、わかりやすく顧客に伝える努力をしよう。

ビジネスの本質は社会貢献であり、社会に価値を提供することです。

価値は、欲望・関心・目的に応じて立ち現れます。(西條剛央『価値の原理』)

人々の関心は「手段」に向いています。喉が渇いたときは、喉を乾かす手段に向きます。涼しくなりたいときは、涼しくなるための手段を探します。

ビジネスを提供する側は、このような人々に対して働きかけをします。それがマーケティングです。

マーケティングとは、顧客が求める手段であることを伝える努力のことです。自社の商品・サービスが、”あなたが探し求めている手段は○○です”と伝えます。

顧客の視点から見たとき、わかりやすいことが重要です。わかりやすくなければ、顧客に気付いてもらうことさえできません。分かりにくければ、気づいてもらうことさえできません。学校になじめない子供向けの『ワクノソト☆』というフリースクールを妻と私は運営していますが、当初は「フリースクール」ではなく、「オルタナティブスクール」と名乗っていました。ただ、この名称では気づいてもらうことさえ難しかったようです。子供が不登校になったとき保護者が探すのは「フリースクール」であり、「オルタナティブ・スクール」ではないからです。

顧客にとって、わかりやすくいましょう。わかりやすい名前・名称、わかりやすいタイトル、わかりやすいスタイルでいましょう。

私達は、社会の道具です。何の道具であるかが顧客にとってわかりやすくする努力を行い続けましょう。


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