顧客のために、無理をしてはいけない。
ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供するのが、ビジネスです。
社会貢献に役立つことなら、何でもしてみてみましょう。たとえばあなたが、保護者向けの子育て情報発信を行っているとします。その中でウェブデザインをもっと分かりやすくしたいと思ったなら、その勉強を始めてみるのはとてもよいことです。メディアに出て、自分の活動を説明することもとてもよいことです。
ただし、無理をしてはいけません。「無理をする」というのは、「want to(~したい)」以外のことをする」ということです。
努力することを否定しているのではありません。「want to(~したい)」を重視してほしいだけです。
顧客のゴールと、あなたのゴールが共有される範囲のものは、どんどん行動に起こしていけばよいのです。これはあなた自身のゴールでもあるので、「want to」で行動をし続けることができます。
反対に「have to(~しなければならない)」と感じてしまうものは、継続できません。あなた自身の意志力を消耗するだけです。これは、たとえ社会貢献に当たることであっても、してはいけません。
あなたは社会に価値を提供するための方法のうち、あなたが「want to(~したい)」と思えることだけをすればよいのです。自分がしたいと思えることだからこそ、時間も労力も費やす価値があるのです。
社会貢献を考える人ほど、自分を犠牲にする傾向があります。しかし、自分を犠牲にすることと、顧客にとって価値があることは全く別のものです。
顧客にとっての価値を高めることのうち、あなたがしたいことをすればよいのです。
これが結果的にビジネスの質を最短距離で高める方法になります。
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