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建築設計事務所が自ら不動産投資を  やるべきたった一つの理由 5選

僕は独立してもうすぐ10年を迎える建築設計事務所を営んでいます。
まず初めに不動産投資を始めたきっかけを話すと、
独立する際に自宅ではクライアントを招きにくいし、かといってワンフロアを借りて開業すると賃料負担等の維持費が心配だ。
ということでちまたのシェアオフィスなるものを見学すると、
鬼のようにダサかった。(鬼がダサいかどうかは知らんけどとにかくノーセンスだった)

こんなところを事務所にするくらいなら自宅の方がまだマシだと思い、自宅で開業をすることにした。

そんな時に同じような悩みを持っていた仲間と出会い「ないなら自分たちで作ってしまおう」ということで、仲間と法人を設立し、銀行から借り入れを行い、シャッター商店街の空き店舗を購入し、リノベーションを行い、自分が利用したいと思えるようなシェア型のオフィスを作った。

要約するとこんなのがあったらいいのにというものを単純に作っただけだ。

建築設計事務所を営んでいるということは何かしらこういうものがあれば世の中がもう少し豊かになるのではないかということを考えているのではないかと思う。
そこに自身があるなら自分ですればいいのではないかと思うのです。
建築デザインができるということは不動産投資においてはとても大きなアドバンテージになる。
なんせ機能やコスト、見た目など全てのハンドルを自分で握ることができるからだ。
また、人のお金ならやるけど自分のお金ではやらないっていうのは少し無責任な気がする。

以下に感じたメリットを挙げておきます。

1、クライアントがいなくても作品として残すことができる


創業まもない段階でも自身の代表作のようなものを自由に作ることができ    る。

2、不動産に関する実務を体験することができる


物件の購入する時に必要な費用や手続きの流れを経験し知識を得ることができる。

3、銀行などからの借り入れを行うことで、ファイナンスや事業計画に関する実務を体験できる


借入の交渉のための事業計画やコスト計算を行うことで、ビジネス感覚を養うことができる。

4、ストックビジネスを持つことで、クライアントからの依頼のみに頼らず、自身が興味のある業務に集中することができる


事業が軌道に乗ると安定収入となるので、仕事を選ぶことやお金にならなそうだけど面白そうなプロジェクトに積極的に関わることができるようになる。

5、ビジネスモデル等も含めた広い視野で社会を見つめるようになり、建築設計力も向上する


社会課題やコスト感覚が身につき、建築を設計する際にも多角的な視点でプロジェクトを捉えることができようになる。

6、実際の自分の仕事の評価を売上というわかりやすい形で実感できる。


これはとてもシンプルでダイレクトに体感できる。

考えるとまだまだありそうだが、そんなこんなでやった方がいいんじゃないってことです。


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