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非認知能力

100日間チャレンジ 8/16    219/100
非認知能力
2章 グリット
困難な目標への情熱と粘り強さ
1節 グリットとは
グリットは、困難、失敗、競合目標にもかかわらず、長期目標に対して示す「情熱」と「粘り強さ」
グリットの二つの側面
興味の一貫性因子
努力の粘り強さ因子

目標をあきらめにくい
人生の意義を見いだしやすく、ポジティブ感情を経験しやすい
楽観的で、人生満足感が高い傾向

2節 グリットの基礎研究
グリット尺度の開発と妥当性の検証
興味の一貫性、6項目
努力の粘り強さ、6項目
グリットが優れた成果をもたらす理由
入念な修練
自己調整学習、4つの方略
1.認知方略、記憶の工夫
2.メタ認知方略、学習の振り返り
3.時間と学習環境の管理、スケジュールや学習場所の工夫
4.動機づけ方略、やる気を高める工夫
成長マインドセット、自分の能力が生まれつきのものではなく、努力や工夫で開発されるという信念。困難や失敗を学びや改善につながるものと認識する。

グリットと自己制御
グリットは、目標追求やその成否を支える特性
自己制御は、価値ある目標のために競合する衝動や誘惑を自ら抑止・制御すること
グリットの高い人は自己概念に深く関わる一つの上位目標に沿うように、多くの下位目標が構成されている
グリットと誠実性
成果の予測力に違いがあるとしたら、努力の粘り強さによるもの

3節 グリットを伸ばすための介入研究
結果に基づくアプローチ
目標達成により得られる結果が自分にとって価値があると思うほど、目標達成への動機づけは高まる
目標を達成できる見込みが高いと期待できるほど、動機づけは高まる
自分らしさに基づくアプローチ
人には、アイデンティティ、本人にとっての核となる人生の役割や価値からなる自分らしさがあります。
人はアイデンティティに合うように振る舞うことを好むため、アイデンティティを意識させることはそれに関連した振る舞いを導く可能性があります。

学級の目標構造に焦点を当てたアプローチ
集団において成果(遂行)と学び(習得)がどれほど重視されているかを目標構造といいます。
遂行目標よりも習得目標を大切にする学級や学校を作ることが重要

4節 教育の可能性
1.教師や管理職がグリットの概念を深く理解する
2.子どもの「達成したい」「達成できる」という気持ちを育む
3.個性や願いを育む
4.学校や家庭の目標構造
重要な目標を成し遂げられる力を育成することは、子どもたちの幸福と未来につながる重要な教育課題といえます。

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#とよさん詩

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