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なぜか何度も見てしまうアニメ

山田くんとLv999の恋をする

普通のラブコメ。なのに、何度も見てしまう……

ある日、女子大生の木之下茜は恋人に別れを告げられる。後日、プロゲーマーの山田(高3、超絶イケメン、CV.内山昂輝)と知り合い、恋に落ちていく。ありきたりと言えば、そう言えなくもない普通のラブコメです。

このアニメの特筆ポイントは、主人公の茜(CV.水瀬いのり)がとってもいい子!だということ。茜を気に入れば、最後まで楽しくみられること間違いなしです。

明るくて、前向きで、誰に対しても優しくて、喜怒哀楽もはっきりとしている。ただ、自分の中の怒りや悲しみを周囲に向けることはしないんですよね。それを隠して元気に振舞う様子は見ていて痛々しいぐらい。そりゃあ、こんないい子がいたら誰でも好きになってしまうよね!ってぐらい。

一方のイケメン山田はゲーム以外に興味がない。有名進学校に通う高校3年生。女性が苦手。小学生の頃の出来事をきっかけに他人と接することを拒むようになってしまった軽いトラウマを抱えている。そんな彼が、茜と接するうちに徐々に彼女に魅かれていくってストーリー。

まんが原作特有のデフォルメがとってもよくて、キャラの魅力アップに一役買っています。また、現実世界とゲーム世界のコミカル表現の配分が本当によく考えられています。全体的にダラダラもイライラもなく、ノーストレスでラストまで走りきってしまう作品です。

二人の間に、ライバルっぽい女性も現れて、行く末に影を落とすところも少しだけあります。が、基本的には安心して見ていられる流れです。

継母の連れ子が元カノだった

ありがち設定。それが安心感につながる。声優陣も超安定。

父の再婚相手の連れ子が、中学時代に初めて付き合った元カノだった!という、タイトルそのままのシチュエーションから始まるラブコメです。

このアニメは黒日高さんを楽しむものなのかなと思います。
日高里菜さんと言えば、幼女の声を当てることが多く、その分野では第一人者と言っても過言ではありません。この作品では、高校生、しかも、けっこう黒い役を演じており、彼女のもう一つの魅力を知ったアニメでもありました。
(というか、個人的にはこっちの日高さんが好きです)

ストーリーは、まあ、アニメやラノベではありがちな設定です。
進行も、まあ、ありがちと……

で、なにが面白いのかというと、安心感ですかね。
たぶん、こうなるんじゃないか?と思えば、そのとおりになるストーリー進行。日高さんと下野さんの掛け合いが絶妙、かつ、演技がうまい。この点も安定感抜群ですし、作画も合格点。とにかく、この手のアニメは、女の子が可愛くなくては話になりませんから。その点は十分にクリアしています。

全体的に不安になることなく1クール見られるのは間違いないです。

どうやら舞台は、関西では有名な超進学校の京都の洛南高校のようですね。
ということは、主役の二人もかなり頭が良い。その二人が言葉を弄して、冷戦っぽくやり合うのも、なかなか楽しいです。
逆に、頭のいい感じのセリフ回しに、厭味ったらしさを覚える人には不向きなのかなと感じます。

初々しい二人のやり取りを見てニヤニヤするアニメです。

聖女の魔力は万能です

石川さんの声の魔力に酔いしれるアニメ。

仕事漬けで、異性との交際経験もない自称喪女OL小鳥遊聖(セイ)が、異世界に聖女として召喚されるお話。

中世ヨーロッパ風の世界観に、周囲は超イケメンだらけという、少女漫画にありがちな設定。

いろいろと手垢にまみれた内容だなーと思いつつも、私は何度もループして視聴しています。特に1期は5周はしたでしょうか。
なんでなんだろ?と考えた末に得た結論は「石川さん」なのである。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンや、ミカサ役も演じる人気声優の石川由依さん。彼女の声には聖女的な魔力が宿っているのである。まったくもってけしからん魔力である。(良い意味で)
聞いているだけで安らかな気持ちになり、ほんわかしてくるという、なんとも言えない効能があるのだ。

もちろんキャラのセイも、美形には描かれているのですが、その見た目に石川さんの声がピタリとハマっています。

ストーリーは予定調和なのですが、それが安心感につながるので、ソワソワしたり、緊張したりせずのんびりと視聴できます。

まとめ

こうやって書いてみると、何回も見るアニメには、安心感、予定調和、緊張せず見られるなどの特徴がありそうです。

また、ラブコメ要素も私個人の大好物といえるので、その点も大きく影響しているような気がします。

何の不安もなく、安心して見られるアニメをご所望の方は、是非!

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