【福田昌弘】2019.3.10 明治神宮外苑⼤学クリテリウム マスターズ

日本学生自転車競技連盟の最終戦としても行われる明治神宮外苑での大会。
Roppongi Expressにとってはお台場シクロクロスと並んで、本拠地港区で開催される大会です。
※実はスタート・ゴールは新宿区で、ほんのちょっと港区に入るだけですが…

レースは23名のエントリー、RXからは6人。このレースは、なるしまフレンドが毎年優勝していて、倉林、小畑、小川と優勝する選手は変わっても、とにかく強い。
今年で3年目となるRoppongi Expressも、チーム内ではツール・ド・おきなわと並ぶ、是が非でも取りたいタイトルの一つというのは、地理的な事情から。
正直なところ、なるしまの小川/小畑と比べれば全員弱い。まわりの自転車仲間も、ほぼ100%が小川選手を優勝候補にあげる状況と言えば様子は分かってもらえるでしょうか?
このレースは、一筋の光明をめざして、他のメンバーは高岡を勝たせるためだけに走る。そんなレースです。

1.5km×8周のレースがスタート。ポイントはいちょう並木でのUターンと、ホームストレートに入る前のコーナー。あとは減速の必要もなく踏み続けられる。ホームストレートのアスファルトは日本最古のものだそうで、ひび割れも多く路面が悪い。今回は空気圧を少し落としてみたら相性がよい感じでした。

兎にも角にも、レースを動かし続ける。スタートと同時に自分が飛び出す。順調に差がついたけど、チラッと後ろをみたらキクが単独で追ってきたので合流。一回だけローテしてさらに逃げるが、最初のヘアピンあたりで追いつかれてしまった。
しかしUターンしても、誰も抜かないので、キクの番手のまま速度を落としたら差がついた。キクにはこのまま逃げてもらう。

2周ほど逃げたところで捕まり、高岡がカウンターアタック。これも捕まるが、佐藤、ヤマケンとRXとしては、かわるがわる逃げて、予定した通りにレースを運べている。

しかし、5周を過ぎたところで動きがとまってしまった。これはヤバイとホームストレートを横から上がっていって、アタックをしようとした瞬間。

小川選手が先にアタックして高岡が反応。ちょうど先頭に上がってきたところで反応出来なくもなかったけど、事前の打ち合わせで後半に向けて高岡がいくプランもあったので、逆に集団のペースを落として逃げを決めてしまう。ヘアピンを過ぎたあたりで、LinkTOHOKUの半澤選手がブリッジをかけていく。あの脚があればな…

前には行けなかった湾岸勢が3人いる。なるしまの小畑選手も様子見で、自分とまこっちももちろん様子見。前とはそんなに差がつかないあたりでレースが展開。正直なところ、この1ヶ月で自転車に乗ったのが前日だけという練習不足、かなりキツくて6周目には切れそうだったものの、このおかげで少し強度が下がって助かった。

レースは、そのままラスト周回へ。最終コーナー手前で、小畑選手が加速したら、誰もつけなかった…

前三人に小畑選手が追いついて、最後はスプリントで小川-小畑-高岡の順。自分は最終コーナーを曲がったあとは流して8秒遅れの12位でした。やはり、なるしまフレンドが強かった…

自分はと言えば、正直なところ今の練習内容では完走すら出来ないと思っていたので満足な面もあり。
もう少し何かが出来ただろうかと言えば、やはり6周目に入ったところの小川選手の逃げ。アレを追うべきだったのか否か?自分が追っても加速が弱いから全員引き連れていったとは思いますが…

追記
肝心なオチを書き忘れましたが、なるしまフレンドレーシングは新宿区に店舗を持つ自転車屋さんのチームです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?