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【福田昌弘】2019.10.21川崎マリンエンデューロ 3時間エンデューロロード・ソロ オーバー40 2位

9月頭のUCIグランフォンド世界選手権以来のレース。
ツール・ド・おきなわに向けて最後のレースにもなるので、何が何でも出場したいと思っていたものの、前日に体調が悪化して少し自転車乗っただけでも頭がクラクラする始末。半分ぐらいはDNSしようかと思っていたけど、暖かくして寝たら、朝には何とか走れそうなので出走することに。

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自転車はS-Works Roubaix、特徴としてはフォーク内蔵されたフューチャーショック。ステムキャップのところで走りながら調整が出来るため、是が非でもコイツをレースで試してみたかった。

試走はアップ無しの1周だけ。チームからも大勢出ているから、序盤は大人しくしていて…なんてことは考えて無く、とりあえず動けるだけ動いてみてからギリギリのところで踏みとどまって完走するのが目標。
結果というよりはトレーニング重視で。

予定どおりにレースはスタート。
若者がアタックを仕掛けていく、RX的には動きはよくないものの、とりあえず一人づつは逃げに乗せていく感じで悪くはない。
3周目に入ったところで、ゲストライダーの56さんが逃げに飛び乗ろうとアタックしていった。キレもいいし、前に追いつきそう。そこで迷わずにアタックして56さんに追いつく、ここで本日の最大パワー1028Wを記録…
1周ちょい282Wで走って前に追いついたが、ほどなくして後ろも追いついてきた。

このレースは、ある程度のペースで走ってるうちに人数が減ってきてからが勝負。RXとしては、逃げに一人づつのせつつも集団に引き戻して、途中で有力な逃げに複数人をのせるのがよさそう。
自分は逃げるほどの脚は無さそうなので、前方に位置してペースを上げる/下げるのコントロールに徹する方がいいかな?

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まっ平らなコース、途中に2箇所のヘアピンがあり、そこの手前でフューチャーショックを全開で効かせるとかなり小回りで立ち上がれるので、そこを使って一気に前にあがる。なので、直線では少し手を抜きつつ…

そんな感じで前半が終了。
自分だとLT値が165近辺だけど、体調不良の影響か、ここまでの平均心拍が162。周りに合わせて走るのは何とかなりそうだけど、ちょっとでもペースが上がると動けなくなりそう。
別の見方で考えると、ほぼ有酸素運動の限界域で走っているのでトレーニング効果は高そう。何とかこのままゴールまで行けたら…

途中でヤマケンが逃げにのっていった。
このレースは3+2時間のキングオブエンデューロと、3時間ソロ、チーム、オーバー40の混走。表彰は別々に行われるためオーバー40が逃げにいなければ行かなくてもいいかなと…
高岡が「キングオブエンデューロの選手いないよね」って確認に来た。でも、その上でキングオブエンデューロの選手をつれてアタックしていったので、ヤル気が違う。
しかし、うちのチームメイトはそこには乗りそこねたよう。なんで前にいないんだろうか…

まあまの差がついたところで、も◯っしーとか、に◯しーが先頭を引き出した。もやっしーの引きが強い。
前の高岡たちとの差が詰まっていく。このまま行くと追いついてしまうんだけど、分かっててやっていいるんだろうかと、もや◯しーに確認したところ、気がついてなかった?っぽい…
引くのをやめたら、急に前との差が開きだした。

集団のペースが落ちたところで、ニッシーが飛び出していった。それに合わせて数人。そこにもやっしーもブリッジ。
がんばれ〜

こうなると、後ろはかなりのペースダウン。6:40ぐらいで回っていたラップは7:30とかに。
残された集団内にオーバー40は他に2人、チームメイトも2人。
オーバー40ではARIの渡辺選手が力強いけど、最後に踏める脚は無さそうなのでラストのヘアピンを真後ろで抜ければ刺せそう。
相変わらず心拍数は高いけど、なるべくフワッと踏んで余力を残して…
そんな感じで周回数をこなして最終周回。
フューチャーショックはコンパクトに立ち上がれるのだけど、効かせたままだと立ち上がりで遅れるので最後はオフ。

残り3コーナー、渡辺選手が2番手でかなりあげていく、自分はその真後ろにつけて予定どおり最後のヘアピンに。
コレはもらった!と思ったらイン側からムリに突っ込んできた選手がいて、危険回避のためにライン変更。結局、突っ込んできた選手もブレーキかけて止まってるし、一体何を考えていたのかと…
それでも渡辺選手が踏めてなかったので、踏み直してかなり詰めたけど届かなかった。

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今年初のロードレースでの表彰台。3戦ぐらいしか出てないけど…

何にしても、沖縄に向けて順調に仕上がりつつある手応えがあったので、結果オーライ。

一部の写真は @CB_178 さんが撮影したものを使わせていただきました。ありがとうございます。

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