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物事に対する決め付け

久々の更新になってしまった。つい最近までオレは"自分" を見失っていた。

それは音楽に対する気持ちとか、1年間ローン組んでまで購入したオールドのストラトへの愛、30歳までにアルバム1枚作るっていう将来の目標など、何もかもがブレていた。

何故か?...まぁ前より仕事が忙しくなったとか、人間関係に不調が出てきたり、他にも個人的な事情が重なったという事にしておこう。言い訳がましくなってしまうが。

色々な物事に振り回されて、気付けば自分にとって何が大切か?っていう事を完全に見落としていた。こんなところで止まっている場合じゃないって。

音楽面でも、最近できた気になる人に趣味や趣向を合わせ過ぎて、気付けば自分が本来やりたい事や夢まで見失ってしまった。

本当に過去の自分に示しがつかないほどボロボロになっていた。オリジナル曲作りに夢中になっていた頃の燃えてるオレが、"それでいいのか"  と問いかけてくるだろう。

今年立てた目標の真意

ここで一度冷静になって立ち止まってみよう。まずは今年立てた目標について。そう、スピッツ10曲カヴァーしてYouTubeにアップロードする事。

あの目標内容にも縛られ過ぎていたような気もする。さざなみCDのようなアルバムを作りたくて、スピッツのカヴァーをたくさんするという目標を立てたが、それって決め事にしてるんじゃないかとも思える。

物事を"こうあるべきだ" って考えちゃうオレの悪い癖が、目標の中に滲み出ているような気もする。

なのであんまり難しく考えずに、ただやりたい曲・好きな曲をカヴァーして今後のオリジナル曲の糧にするって思えばいいだろう。

ギター教室でやってる基礎→応用へ

またスピッツのカヴァーも、今通っているギター教室と全く内容的に異なってくる。

ギター教室では主にHideawayやThe Stumble、Crossroadsなどブルースを主体とした音楽を取り扱っている。他にも3コードでアドリブソロ練習など。

その二つを、働きながらっていう限られた時間の中でやろうとした事がそもそも間違っていた。以前noteにも書いたが、働きながら何かをするだけでもかなりハードルが高い。

それくらいなら、まずギター教室でやっている事を完璧にこなしてからだと思う。またギター教室でやっていることも、アルバムを作るという目標にも繋がってくるはずだ。

まず課題曲のフレーズを覚えて、このフレーズはバックで鳴っているコードに対して何度の音を使っているか?

メジャーペンタトニックをなぞっているだけなのか?またはそのコードの分解なのか?を考える。

また楽譜にはないような、チョーキングビブラートのニュアンスや表情付け、そのギタリストのノリなどもコピーする。

そしてそれを、3コード練習で異なるKey・リズムパターンでも対応出来る様にして即興で出せるようにする。

ここら辺を完璧にこなせて、初めて色々出来るのではないか?と思う。ギター教室の内容が基礎となっていき、そこから色々応用させていくやり方。

例えばオレはソロが弱い。メインリフやバッキングなどはまだ安定して弾ける自信があるが、ソロで複雑なフレーズとか覚えきれないフレーズが来た瞬間、自信がなくなって音も弱々しくなってしまう。

なのでそういう弱点をギター教室の3コードセッションで治し、それをオリジナル曲のソロ作りにも活かしていこうと思う。

比較論は不要...って分かってるけど


周りの人たちと比較しちゃいけないのは頭じゃ分かってるけど、それでもすごい成果を残しているのを見たら、"それに比べてオレは..." って劣等感に陥ってしまう事だってある。

今のオレにそれくらい凄い成果を出せるか自信ないし、正直30までにアルバム作れるかどうかは分かんないところ。

だけど確実に言える事はある。"一つずつできる事をやればいい"。一度はドン底に落ちたオレがここまで復活できただけでも大したものだろう。

ヒビロック