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特許明細書を生成AIで書きました

はじめに

こんにちは Toreru の宮崎です。
現在、生成AI(ChatGPT)で特許明細書を作成する試みをしています。
その実験結果をご紹介します。

お題:傘を持たせたドローン

今回のお題は、傘を持たせたドローンで、ドローンの天板にアタッチメントがついており、傘が取り外しができるような発明です。
上記の画像も生成AIで作りました。

生成AIで書いた特許明細書全文

図面は人間が作りました。請求項はAIの出力をもとに人間が修正しました。
それらをもとに明細書は全てAIが作成しています。

【書類名】明細書
【発明の名称】自動追跡傘持ちドローン
【技術分野】
【0000】
 本発明は、自動追跡傘持ちドローンに関する。
【背景技術】
【0000】
 雨天時における外出時、傘やレインコートなどの防雨具は必要不可欠である。従来、傘を使用する際には手が塞がるため、他の作業が困難になるという問題があった。例えば、両手を使わなければならない荷物の運搬や、スマートフォンの操作が不便になることが挙げられる。
【0000】
 これに対し、レインコートは両手を自由に使える点で優れているが、着脱の煩わしさや、全身を覆うためのデザインが限られているため、ファッション性や通気性に欠けるという欠点がある。これらの防雨具は、それぞれの使用場面や用途に応じた利便性を提供するが、手を自由に使いながら効率的に雨を防ぐ解決策としては不十分である。
【0000】
 特許文献1は、傘型ドローンのすれ違い回避方法について開示されており、ユーザー同士が接近した際のドローンの位置調整に関する技術が記載されている。特許文献2は、外乱防御型自動移動装置について記載しており、雨や雪などの外部要因から移動対象物を防御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0000】
 【特許文献1】特開2023-152531号公報
 【特許文献2】特開2024-3071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0000】
 しかしながら、特許文献1では、ユーザー同士が接近した際のドローンの位置調整に関する技術が記載されているが、個々のユーザーを正確に追跡し、常にその頭上に傘を保持する機能や、傘を着脱可能に保持することができないという課題があった。
【0000】
 また、特許文献2では、移動対象物を雨や雪から防御する技術が開示されているが、特定のユーザーを追跡して傘を保持する機能や、ユーザーの動きに応じたドローンの自動調整、さらに傘を着脱可能に保持することができないという課題があった。
【0000】
 そこで、本発明は、ユーザーの手が塞がることなく雨を防ぐために、ユーザーを追跡しながら常にその頭上に傘を保持し、さらに傘を着脱可能にする自動追跡傘持ちドローンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0000】
上記課題を解決するために、本発明の自動追跡傘持ちドローンは、
ドローン本体と、
前記ドローン本体の天板部分に設けられた傘保持部と、
前記ドローン本体の下部に設けられ、ユーザーを撮影するカメラと、
前記カメラによって撮影された画像をもとに前記ドローン本体の位置を自動調整する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、ユーザーの動きに応じて前記ドローン本体の位置を自動調整し、
前記傘保持部は、傘の柄を保持し、前記傘を着脱可能にすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0000】
本発明によれば、ユーザーの手が塞がることなく雨を防ぐために、ユーザーを追跡しながら常にその頭上に傘を保持し、さらに傘を着脱可能にする自動追跡傘持ちドローンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0000】
【図1】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示す全体図である。
【図2】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示すドローン本体の詳細図である。
【図3】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示す傘保持部の機構図である。
【図4】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示すカメラと制御装置の機能ブロック図である。
【図5】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示すユーザー追跡のシミュレーション図である。
【図6】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示すドローンと傘の連携動作図である。
【図7】本発明にかかる自動追跡傘持ちドローンの一例を示す移動速度を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0000】
 以下、本発明について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
【0000】
 本発明の自動追跡傘持ちドローンは、ドローン本体と、ドローン本体の天板部分に設けられた傘保持部と、ドローン本体の下部に設けられ、ユーザーを撮影するカメラと、カメラによって撮影された画像をもとにドローン本体の位置を自動調整する制御装置とを備えている。制御装置は、ユーザーの動きに応じてドローン本体の位置を自動調整し、傘保持部は傘の柄を保持し、傘を着脱可能にすることを特徴とする自動追跡傘持ちドローンである。
【0000】
 また、前記制御装置がユーザーの速度および進行方向を検出し、それに応じてドローンの速度および方向を調整することが好ましい。
【0000】
 本発明の自動追跡傘持ちドローン1は、ドローン本体10と、ドローン本体10の天板部分11に設けられた傘保持部12と、ドローン本体10の下部に設けられ、ユーザー20を撮影するカメラ13と、カメラ13によって撮影された画像をもとにドローン本体10の位置を自動調整する制御装置14を備えている。
【0000】
 ドローン本体10は、プロペラ駆動モーター40と複数のセンサ50を有しており、これにより安定した飛行とユーザー20の追跡が可能である。プロペラ駆動モーター40は、ドローン本体10の飛行を制御し、センサ50は周囲の状況を検知して飛行の安定性を確保する。
【0000】
 天板部分11には、傘保持部12が設置されている。傘保持部12は、傘30の柄31を安定して保持するための機構であり、ユーザー20が簡単に傘30を着脱できるように設計されている。具体的には、傘保持部12は、スプリング機構を備えたクランプ構造を有しており、ユーザー20が傘30の柄31を保持部12に挿入すると、自動的にクランプが閉じて傘30を固定する。このクランプは、ボタン操作により開放され、簡単に傘30を取り外すことができる。
【0000】
 カメラ13は、ドローン本体10の下部に設置されており、ユーザー20を撮影する。このカメラ13は、高解像度の画像を取得できるだけでなく、夜間や悪天候時にも鮮明な映像を撮影できるよう、赤外線センサーや低照度カメラ機能を備えている。カメラ13が取得した画像データは、リアルタイムで制御装置14に送信される。
【0000】
 制御装置14は、カメラ13から送られた画像データを解析し、ユーザー20の位置と動きを認識する。制御装置14は、ユーザー20の位置情報を基に、ドローン本体10のプロペラ駆動モーター40を制御して、ドローン本体10の位置を自動で調整する。この調整により、ドローン本体10は常にユーザー20の頭上に傘30を保持することができる。
【0000】
 さらに、制御装置14は、ユーザー20の動きに応じてドローン本体10の速度および進行方向を調整することもできる。ユーザー20が歩く速度や進行方向に合わせてドローン本体10が自動で移動し、ユーザー20の動きに追従する。これにより、ユーザー20がどのように動いても、常に傘30がユーザー20の頭上に位置し、雨から守ることができる。
【0000】
 傘30は、ユーザー20を雨から守るためのものであり、ドローン本体10によって常にユーザー20の上空に配置される。傘30の柄31は、傘保持部12によって安定して固定される。
【実施例】
【0000】
 以下、実施例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例により限定されるものではない。
【0000】
 図1に示すように、本発明の自動追跡傘持ちドローン1は、ドローン本体10、傘保持部12、カメラ13、および制御装置14を備えている。ドローン本体10は、四つのプロペラを持つ四軸ドローンであり、天板部分11に設けられた傘保持部12が傘30を固定する。カメラ13はドローン本体10の下部に設置され、ユーザー20を撮影し、その画像データを制御装置14に送信する。制御装置14は、ユーザー20の位置情報に基づいてドローンの位置を自動で調整し、傘30が常にユーザー20の頭上に位置するようにする。
【0000】
 図2は、本発明のドローン本体10の詳細図である。天板部分11には、傘保持部12a、12bが設置されており、傘30の柄31をしっかりと固定する。図2(A)は天板部分11に設置された傘保持部12a、12bの位置を示す平面図であり、X軸およびY軸方向の位置関係を示している。図2(B)は傘保持部12a、12bが天板部分11に取り付けられている様子を示す側面図であり、Y軸およびZ軸方向の位置関係を示している。傘保持部12a、12bはスライド機構を持ち、傘の柄31を挟んで安定して保持する。
【0000】
 図3に示すように、傘保持部12a、12bは傘30の柄31を保持し、着脱可能な機構を有する。図3(A)は傘保持部12a、12bが天板部分11の面方向にスライド移動して、傘の柄31を挟んで保持する様子を示す平面図であり、X軸およびY軸方向の位置関係を示している。図3(B)は傘の柄31が傘保持部12a、12bにより保持される様子を示す側面図であり、Z軸方向の位置関係を示している。傘保持部12a、12bはスプリング機構を備えたクランプ構造を有し、簡単に傘30を着脱することができる。
【0000】
 図4は、カメラ13と制御装置14の機能ブロック図である。カメラ13はユーザー20を撮影し、その画像データをリアルタイムで制御装置14に送信する。制御装置14は、カメラ13から送られてくる画像データを解析し、ユーザー20の位置と動きを認識する。例えば、ユーザー20が移動すると、カメラ13はその動きを撮影し、その映像データを制御装置14に送る。制御装置14は、このデータを基にユーザー20の新しい位置を計算し、ドローン本体10のプロペラ駆動モーター40に指令を出してドローンの位置を調整する。
【0000】
 プロペラ駆動モーター40は制御装置14の指令に従い、ドローン本体10を適切な方向に移動させる。また、センサ50はドローン本体10の飛行状況や周囲の環境を検知し、そのデータを制御装置14に送信する。制御装置14はセンサ50からのデータも考慮し、ドローン本体10が安定して飛行し、常にユーザー20の頭上に傘30を保持するように制御する。
【0000】
 図5に記載の本発明の自動追跡傘持ちドローン1のユーザー追跡のシミュレーション図について説明する。図5は、ユーザー20が移動する際の自動追跡傘持ちドローン1の追跡パターンを示している。カメラ13の撮影範囲60と判定範囲61が示されている。
【0000】
 図5(A)は、ユーザー20が判定領域61内に位置する状態を示した平面図であり、カメラ13の撮影範囲60を示している。ユーザー20が判定領域61内にいる場合、自動追跡傘持ちドローン1はそのままの位置を維持し、傘30をユーザー20の頭上に保持する。
【0000】
 図5(B)は、ユーザー20が判定領域61から外れた状態を示した平面図であり、ユーザー20の移動方向を示す矢印(1)と、それに対応する自動追跡傘持ちドローン1の移動方向を示す矢印(2)が示されている。ユーザー20が判定領域61から外れると、カメラ13がその位置を追跡し、自動追跡傘持ちドローン1が自動的に移動して再びユーザー20を判定領域61内に収めるように調整する。
【0000】
 撮影範囲60は、カメラ13がユーザー20を撮影できる範囲を示しており、判定範囲61はユーザー20の位置を判定するための範囲を示している。ユーザー20が撮影範囲60内にいる間、自動追跡傘持ちドローン1はユーザー20を追跡し、傘30を常にユーザー20の頭上に保持するように調整される。
【0000】
 図6に記載の本発明の自動追跡傘持ちドローン1のドローンと傘の連携動作図について説明する。図6は、ユーザー20の移動に合わせて自動追跡傘持ちドローン1と傘30がどのように位置を調整するかを示している。特に風や他の外乱に対しても、傘の安定性が保たれるように設計されている。
【0000】
 図6(A)は、ユーザー20が判定領域61から外れた状態を示した平面図であり、カメラ13の撮影範囲60も示している。ユーザー20が判定領域61から外れると、カメラ13がその位置を追跡し、自動追跡傘持ちドローン1がユーザー20の移動方向を求めて移動を開始する。ユーザー20の移動方向は矢印(1)で示されている。
【0000】
 図6(B)は、ユーザー20の移動後の位置に対して自動追跡傘持ちドローン1が移動した後の状態を示す平面図であり、自動追跡傘持ちドローン1の移動方向を示す矢印(2)が示されている。自動追跡傘持ちドローン1は、ユーザー20が再び判定領域61内に収まるように、プロペラ駆動モーター40を制御してドローン本体10を調整する。
【0000】
 具体的には、ユーザー20が移動するとカメラ13がその動きを撮影し、その映像データをリアルタイムで制御装置14に送信する。制御装置14は、ユーザー20の移動方向と速度を計算し、自動追跡傘持ちドローン1のプロペラ駆動モーター40に指令を出して、ドローン本体10をユーザー20の新しい位置に移動させる。この際、傘30は常にユーザー20の頭上に位置するように調整される。
【0000】
 このようにして、自動追跡傘持ちドローン1は、ユーザー20の移動や風などの外乱に対しても、常に傘30がユーザー20の頭上に位置し続けるように自動的に調整される。これにより、ユーザー20がどのように動いても、常に雨から保護されることができる。
【0000】
 図7に記載の本発明の自動追跡傘持ちドローン1の移動速度を表す図について説明する。図7は、ユーザー20の移動速度に応じて自動追跡傘持ちドローン1がどのように移動するかを示している。
【0000】
 図7(A)は、ユーザー20が移動する前の位置(t=0)と移動した後の位置(t=1)を示す平面図であり、ユーザー20の移動方向を示す矢印(1)が示されている。ユーザー20が判定領域61内にいる状態から、判定領域61から外れた場合、自動追跡傘持ちドローン1はユーザー20の新しい位置を追跡する必要がある。
【0000】
 図7(B)は、自動追跡傘持ちドローン1がユーザー20の新しい位置に合わせて移動した後の状態を示す平面図であり、自動追跡傘持ちドローン1の移動方向を示す矢印(2)が示されている。自動追跡傘持ちドローン1は、ユーザー20の移動速度および進行方向に応じて、プロペラ駆動モーター40を制御し、ユーザー20の上空に再び傘30を保持するように位置を調整する。
【0000】
 ユーザー20が移動を開始すると、カメラ13はその動きを撮影し、その画像データをリアルタイムで制御装置14に送信する。制御装置14は、ユーザー20の位置と速度を計算し、自動追跡傘持ちドローン1のプロペラ駆動モーター40に指令を出して、ユーザー20の上空に常に傘30が位置するようにドローン本体10を調整する。
【0000】
 このようにして、自動追跡傘持ちドローン1は、ユーザー20の移動速度と方向に応じて自動的に調整され、ユーザー20がどのように動いても傘30が常にその上空に位置して雨から守ることができる。
【符号の説明】
【0000】
1 自動追跡傘持ちドローン
10 ドローン本体
11 天板部分
12 傘保持部
13 カメラ
14 制御装置
20 ユーザー
30 傘
31 傘の柄
40 プロペラ駆動モーター
50 センサ
60 撮影範囲
61 判定範囲


感想

いかがでしょうか。
上記の出力結果を見て、とても自然な明細書ができていると感じました。
このAIの出力をもとに弁理士が適宜修正すれば、大幅な時間短縮ができそうです。
また、今後の生成AIの進化を考えると、数年後にはさらに品質の高い明細書作成ができるようになると思います。
お読みいただきありがとうございました!


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