![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281665/rectangle_large_type_2_474a3d217498b9dfec13f4decd01ee9a.jpg?width=1200)
ビシネスの波にのる
家族と加賀市にある北前船の里資料館へ。
北前船とは、江戸から明治にかけて繁栄した商船のことで、大阪と北海道を往復していました。資料によると、特徴的なのは、船主が荷主として各港で品物の売買をしながら後悔する点。そのため、利益の振れ幅が大きく、また、船ですので、遭難リスクもありました。
資料館は、このビジネスで成功をおさめた、酒谷家の邸宅でした。三十畳の大広間、豪華な仏壇、立派な倉など、当時の繁栄ぶりを窺い知ることができました。
そのなかで、印象的だったのは、時代の変化で、北前船の需要が減った時に、酒谷家のした選択でした。彼らは、船で得た知見をもとに、国内外の海運の開拓や倉庫業を始めたとのことです。そして、実際に、函館にある倉庫群の一部は、彼らの関連とのことでした。
ひとつの商売でうまくいくと、それに固執する人は、今昔問わず、たくさんいます。しかし、酒谷家には、現代より、はるかに情報量が少ない時代でも、潮目を読む力が備わっていたことに感心しました。
北前船の歴史から、ビジネスの波を乗り切った事例も知ることができました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281702/picture_pc_a227bb1495c39097688fce07220ec7d6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281703/picture_pc_5b5849e0c551b69b8b31183ab7ac301a.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281705/picture_pc_71799d602d67d61657290b7c8db56100.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281707/picture_pc_093cf5df3711cf70f9c7c92c52820062.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281710/picture_pc_77b40567bc4f3acf535f1b7b5e3ecf30.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113281711/picture_pc_85736fe56f59673b8e118d737d8a11cc.jpg?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?