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2月に今年始めての前橋詩学校が開催された。
内容は昨年の続き、北爪講師で、講習後提出した課題の合評をおこなった。
 確かにメモをとって、それについて書くというものだったと思う。要は、何でも良いから書くと言うことだろうと思う。
内容がどうのと云うわけではない。が。
とても スリリングであることは確かである。

何故なら、出席した人に、その場で皆さんが提出した原稿を渡され、それについて、合評することになるのである。
合評会と言うと、事前に出された詩誌など、事前に読んで臨む事が多いが、詩学校の場合、その場で意見を言うスタイル。

良い書き手が、良い読み手になれるのだろうか?
良い読み手が、良い書き手になれるのだろうか? 。。。

楽譜を読めない者が、初見で曲を理解するようなものである。
出来るはずがない。
そこが、面白いのだ。
色々と、意見はでるものである。

まあ、そんなものである。
良い悪いは別として、はじめて読む文章に対して、自分の感性を最大限広げ、その上をゆく意見が出来るかどうか、訓練をしていく必要があるだろう。
特に、若い人はである。 

歳とった私などは、その感性を出して、どれだけ受け入れることが出来るかを試されていると思うのは、意識過剰である。

大体 誰がどのようなことを言うのかを、意識して視ていない
と言うことは、
少しの変化にも、鈍感であると言うこと。
「風」が何時も、変容していることに気付いていないこと。
5月にポエトリーがあるということ。
「時間は」 逆行を望まないが、人は時として、望むもの。

初めて読む詩で、この詩、『良い』と思う詩は、ほんの一握り
相性もあるのだろうが、どこが良いというのではなく、ジーンと心に響くものがあると。

何回も読んで良いという詩もあるが、どこか、すり寄って行く感情もあるのだろう。妥協するわけではないが、自分を悪くしたくないと言うのも、もっともだ。

なかなか難しい。

前橋詩学校の合評。短時間に色々な事を考えるのが良い。
年齢を重ねるほどに、自分で感性を磨かなくてはならない。
また、固定した感性ではなく、自由度の高い感情が必要になるのだろう。この宇宙は、原子で出来ていると思っていたら、ダークマターとか言う物質で出来ているらしい。
仙人の世の中になれば、仙人マスターで世界が生まれ変わりるのだろう。
若い人の中から、仙人が誕生してくれるのを期待する。



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