ファンテックのファンって件(くだり)

前回記事ではシュペルターの工作について主に書きました。

今回は塗装編、と思ったんですがちょっとその前に。

今は8割くらい良くなりましたが、これを作っているとき、お箸を持てないくらいに腱鞘炎とばね指が悪化していました。

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そこで給付金もあてにしつつ導入したのがファンテックゼロワン!(以後、リンク先は同社の商品ページです)

このリューターがものすごく良かったです。はよ買えばよかった…。

僕は超硬スクレーパーに感動して以来、ファンテックの回し者かよと思うくらいに同社の製品を買い漁って使ってますが、ほぼほぼ期待を裏切らないんですよね。イマイチかなぁと思うものはだいたい僕の使い方がまずかったりするんじゃないかなと思います。

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ファンテック商品でオススメするのは、まず先に挙げた超硬スクレーパー。これ、ゲート処理とかパーティングラインを均したいときに奥まってヤスリが届かないときにすごく便利。奥まってなくても使うけど。切れ味が良く、仕上がりはだいたい600番くらい(の感覚)なので下手にヤスリ掛けなくてもマット仕上げなら問題ないです。

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ケバ立ち取りブラシも意外に良いよ、これ。筋彫りのケバ立ちとか削りカスがとれるんで、これはゼロワンにつけずに電池式のリューター(安いやつ)につけて使ってます。使用頻度が高いです。

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あと樹脂用カッター。これは低回転でもトルクのあるゼロワンと使うのがベスト。ちょうどよい塩梅で削れるので重宝してます。削り口が本当にきれい。この削れすぎない塩梅がすごく良いのです。言葉ではなかなか説明できんけど。力を入れるとぐっと削れるというか。慣れるとヤスリがわりにも使えて僕はゲート処理などもこれでやってます。あと、合わせ目消しの瞬着を最初に荒削りするとか。ものすごい省力化になってますよ。

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ドリルビットはリューターでドリルなんて思ったところを掘れないんじゃねーの?って思ってたけど、問題なかったですね。低回転ではじめればスッと狙ったところに穴を空けられます。回転方向にドリルが暴れるなんてことはなかったです。これを使うようになってから、くりぬく作業がめっちゃ早くなりました。くり抜きたい場所をドリルでいっぱい穴をあけて、穴をニッパーなどで切ってくりぬく作業ってプラモでよくやりません?旧キットとかではよくやりますけど、シュペルターでも関節を作るのにやった作業なんですごく助かりました。

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ツールキーパーは名脇役って感じ。必需品ってわけじゃないけど、使えばわかるこの便利さ。

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クリアビットスタンドは便利だし、見ててなんかテンション上がります。

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ゼロワンの良いところは持ち手が軽くて精度が高く低回転でもトルクがあるところ。ビットの交換も楽チンなので、めんどくさがらないで(ここ重要)適材適所でビットを選べる。回転方向もスイッチひとつで変えられるので、前方向に削りたいとき、後ろ方向に削りたいときと使い分け可能。これってパーツの形状で変わってくるからわりと重要です。

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そもそもなぜ低回転でトルクのあるリューターがほしかったかというと、スジボリ堂研ぎ出しツールが使いたかったから。

マイクロポリッシャーを使うことでかなり手の負担が減りました。前回のプロミネンスの研ぎ出しでそれは実感。すべてリューターで済むということではないけど、かなりの省力化になります。

僕ももう歳なんで無理するとすぐ身体を壊しちゃう。できるだけ快適に、できるだけ良いものを使って模型ライフもこれからも長く楽しみたいなって思って、この数ヶ月は道具にお金をかけました。給付金をあてにして…。

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いやいや今回の設備投資なんか比にならないくらいのものを給付金で買ってしまってたりもしますが…。これもまたいつか作ります。(高くて金ぴかのほうは娘のもの…)

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