成田市内3路線廃止に関して

千葉交通の公式サイトによると、6月30日をもって成田管内の3路線が廃止になるとあった。JR成田駅西口から成田郵便局を通って成田湯川駅に行く中央通り線、JR成田駅からはなの木台を経由して成田湯川駅に行くはなの木台線のはなの木台入口から成田湯川駅までの区間、それと、ジョイフル本田富里店を経由してファミリータウン富里へ向かうジョイフル本田ファミリータウン線の3つである。

路線図を見ると、3つとも起終点を見る限りでは他の路線も乗り入れており、いずれも終点まで行く分には代替路線も確保されているので不便はない。なのでどうしてこうなったのかが一見わからなかったが、自分なりに考えた結果はこうだった。

中央通り線は、成田駅ー成田湯川駅の通し需要では他にも吾妻線や中台線が存在しており、違いといえば成田郵便局くらいである。そのため若干遠回りになったり、比較的大きな通りを走るものの、大通りをメインに走る以上、乗降があまり効率良くなかったのかもしれない。

はなの木台線はずばり、はなの木台から先の需要が無かったのか、乗客の多くははなの木で降りてしまったのかな？と考えてしまう。成田湯川から鉄道に乗るような事は少ないと思うけど、

ファミリータウン線はずばり、本数が少なすぎた　片道2本じゃどう頑張っても存在感すら無く、まして行ったとしてもよほどの物好きと言われそうだった。家に入れない事も想定しておかないといけないのだろうか？

いずれにしても廃止の経緯は様々だと思っている。いろんな事情があるとはいえ廃止は残念としか言わざるを得ない。

参考:中央通り線車内放送（一部）