この本に出会えて少しずつ変わった
私は仕事の重圧で2014年に鬱病になり会社を約6ヶ月休職した。
6ヶ月の間は、仕事のことを何も考えず、リフレッシュすることだけした。
当時はとにかく何故そう言う風になったか深く考えてもおらず
ただ身体・体調が良くなるまで規則正しい生活を送っていた気がする。
そして6ヶ月後に職場に復職した。
最初はリハビリ期間として、ノー残業で無理せずに業務をこなしていた。
特にこれと言って深く考えてなかった。
で徐々に身体が慣れて来て残業も出来るまでになって来た。
だが、それは突然やって来た。
鬱病の再発である。この時ばかりは流石に参った。
当時、鬱病になったことを振り返ってみると、
様々なことが上げられる。それは以下の通りだ。
①仕事・業務を一人で抱えこみすぎた。
②業務の優先順位を付けていなかった
不具合が発生する度に火消しするかのように対応していた。
当時業務はチームで行ってはいたが、
チームの垣根を超えて上司が直接チームリーダに断ることなく
業務を振って来た。それに加えて抱えている業務もあり、
身動きが取れない状況になった。
不具合等がある度に書類作成する日々。
実務と書類作成が重なって、更に私自身混乱した。
おまけに書類作成しても、「何を言っているか分からない」
と言われて何度も書き直し。
下手すると一つの書類作成に1日要したこともあった。
とにかく何もかもが勉強不足・準備不足だった気がする。
③こう言う状態が続いたので、休みの日は身体が疲れていて
リフレッシュとかしていなかった気がしている。
その結果、再び、睡眠障害を起こして、眠れない日が続き体調を崩した。
で上司に相談することもなく、真っ先に心療内科に駆け込んだ。
もう会社に行く気にもならなかったし。
で、2週間休職することになった(扱いは年休消化で対応)。
このままでは同じことを繰り替えすと思い、危機感を感じた。
そうならないように、どこに原因があったのか洗い出すことにした。
それと同時に仕事の仕方・取り組む姿勢を変えないと駄目だなと感じた。
まずは、直ぐに出来ることから行動しようと思った。
その時に出会った1冊の本が
「仕事のミスが激減する手帳 メモ ノート 術」
である。
ミスをしない為に手帳やノートを使い
①メモをとる ②スケジュールを管理する ③To Do Listを作成する
④結果を振り返る ⑤ブレインストリーミングをする
と行った内容だ。
これまでに読んだことがない本だったので新鮮だった。
だからこそ、心に突き刺さった。
この本に出会い実際の業務に取り入れて、日々、業務改善を試すようになった。
また、それまで読もうとしなかった分野の本も読むことになった。
今思うと2回目の休職体験が無かったら、今の私はいなかったかもしれない。
だからどんな失敗や挫折にも意味があると思う。
これからも情報を浴びて、思考し、行動し、修正しながら行動したいと思う。
以上
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