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旅行業界ウェブサイトランキング!秀逸なサイトは?

私は年に5回くらい旅行に行き、そのうち2回くらいが海外旅行です。
なので2ヶ月に一回くらいは旅行系のサイトを用い、最良の体験ができるようにプランニングを行なっています。

まぁ旅行をそれなりに行く私にとって最も秀逸だと思うサイトを紹介します。

秀逸なサイトは?

トラベル業界と言っても会社によって商材がバラバラで
ホテル、航空券の予約を行えるサイトもあれば、現地の情報を提供するサイトも存在しています。

なのでそのサイトが何を提供しているのかを瞬時に把握するのは案外難しかったり。。
ちなみに旅行サイトのパフォーマンスランキングはこちら(日本)

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ランキングには入ってないですが、私は個人的にExpediaを推します。

理由1:目的に絞ったUI

expedia.co.jp は目的の情報をシンプルに取得できるのが特徴で、トップページからできるだけノイズを取り除いているのが印象です。
そのため、メインのユーザーニーズであるホテル・フライト検索を行いやすいレイアウトになっています。

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フライト、ホテル、フライト+ホテル、アクティビティのタブが検索窓にあり、選択したタブ上で目的の場所と日付を入力するだけ。サイトを訪れるユーザーのほぼ100%がホテル、フライトを検索しに来ていることを考えると、賢明なUIだと感じます。

理由2:精度の高い検索機能&充実した商品訴求

検索を行う過程でもその精度の高さに感銘を受けます。
適当な場所をトップ画面で入力すると(今回は大好きなプーケット)、画面左側には絞り込み機能が見えます。

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人気のビーチやホテルのランク、アメニティなどプーケットに関する様々な絞り込み条件が用意されています。

私もウェブ業界で働いていますが、検索ワード毎に精度の高い絞り込み条件を提供するのはとても難しいです。


また、検索後のホテルのページに遷移しても情報の充実度、ビジュアルの訴求力は群を抜いている印象です。
実際に現地の素晴らしさを十分に感じられるページだなと。
やはり旅行では非日常を味わいたいので、非日常感が少しでも伝わるのは大事です。

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理由3:わかりやすい情報構造

もう一つ特徴としてはスムーズなUXが挙げられます。
検索系のサイトだと情報構造がシンプルですが、expediaではそのシンプルなサイト構造がユーザー体験まで落とし込めているところが秀逸です。

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サーチのエントランスとしてのトップを経由して、検索を開始し、その結果を元にホテル・フライトを選択して行く。そして選択した情報に間違いがないことを確認したら予約完了!といった形で何ができるのかわかりやすい。


Expedia.co.jp vs. Jalan.net

こうしたシンプルで誰でも使いやすいUXを提供した結果、expediaは世界的に利用される旅行サイトになっています。

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(こちらのランキングのexpediaは日本ではexpedia.co.jpを運営しているなど、世界のトータルで見るとbooking.comに匹敵する。)

ちなみに日本での成績をjalan.net(日本で流通No.1)と比較すると以下のことが言えます。(あくまで推察です。。)

・直帰率が低い。画像8

直帰率が低いことから初めてサイトに訪れたユーザーでもそこまで離脱していないことが推測できます。

・流入チャネル「ダイレクト」の多さ - 再来訪の多さを物語っている。
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また、流入チャネルにおいて「ダイレクト」の多さはjalanを圧倒しています。新規ユーザーがその後、継続的に利用する様な流れができている証拠かもしれません。


終わりに

今回expediaが好きで、expediaのサイトを見ていましたが、
サーチエンジンの世界に似ていると思いました。

まるでgoogle vs. Yahooみたいに。

トップページにおいて、googleは検索窓のみに絞り、Yahooはいろんな情報を出す。そのようなUXの違いが旅行サイトにも起きています。
一つ言えるのは世界的に万人に受け入れられるサイトは、より目的の情報に絞った設計をしているということです。
もちろん好みの差は人によってあるので、1参考に見ていただければ幸いです!!

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