令和2年司法試験再現答案 倒産法第1問

【構成段階で考えたこと】
・ざっと設問と事実関係を読んで,極めて基本的な問題であると感じた。
・論述の丁寧さが大事だと考えて,構成を練った。
・条文の文言に引き付けること,可能な限り趣旨に言及するとともに三段論法を徹底すること,事実を使い切ることを意識した。
【反省点】
・160条1項柱書かっこ書きに言及する必要があったのではないかと思われる。しかし,本番中気づかなかった。条文を意識していたつもりだが,しきれていなかった。
・有害性の検討をかなり圧縮せざるを得なかった。事実関係の中で,本件事業用車両の価値の違いをどう使うかが分からず,結局使いきれなかった。もとより,紙幅と時間の限界だったため,いずれにしても書けなかった。
・価額が超えない限り有害性がないという点を言及できるとよかった。
【備考】
・本番では,最後の1行いっぱいで収まっています。

わりかしできた方ではある。削れるとこも削りながら過不足なく、ベストを尽くせた科目。だけど、最後点数を伸ばせるところを書ききれなかったのは、無念。


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