GOLD EAを作る(2023/12/07)

2023年12月7日 10:21

はじめに

前回までのくるくるワイドEAではレンジ相場では勝てる。ただ直近のドル円の値動きでは、レンジの幅が広く対応しきれない。そこで今回からは最近巷でよく見かけるゴールドの両建てナンピンマーチンゲールのロジックを作ってみたいと思う。

ナンピンマーチンゲールのソースコードは、以下のサイトを参考にした。

基本的なロジックはこちらのサイトの情報を使用している。変えている箇所は、決済する際の金額を自動的に計算するようにした点。また取引可能な時間帯を曜日ごとに変更できるようにした。

ゴールドの場合、1PIPSの単位が違っているらしい。15PIPSでナンピンするEAをよく見かけたので、15設定しかしたところ、すぐゼロカットになった。

ドル円の場合の1PIPSは0.01。
ゴールドドルの場合は0.1。

なので、同じように、ロジックを組むのであれば、15を設定するのではなく、150を設定する。

デモ口座で動作確認を行っているがよくしていない動きがあった。日本時間の朝9時から稼働させたいが、朝8時台から取引が開始されている。

日本時間の朝、9時はサーバー時間の2時なので設定が間違っていた。

ロット数 0.02
マイクロロット口座の場合、10,000円につき0.01〜0.02が基本らしい。今回はデモ口座のため0.02を採用。
ナンピン幅 150
15から20が基本らしい。ゴールドの場合0.1がPIPSの単位なので、150を設定。
月曜日の稼働時間 04:00〜08:00
金曜日の指標や前週の流れの影響が出そうなので、日本時間11時から15時の取引にする。
火曜日、木曜日の稼働時間 02:00〜08:00
日本市場を狙って、朝9時から15時の取引を行う。
水曜日の稼働時間 02:00〜07:00
水曜日は雇用統計前の重要な指標が出たり、スワップポイントが多く受け取れる日だったりするため、早めにポジションを解消させる。日本時間14時以降は新規ポジションを取らないようにする。
金曜日の稼働時間 02:00〜06:00
金曜日は重要標が多く、翌週へのポジションの持ち越しを防ぐために、13時以降は新規ポジションを取らないようにする。

設定値を見てわかる通り、日本市場のレンジになりやすい時間に取引を行うようにしている。

時差の計算を間違えて1時間早く稼働してしまった。とりあえず、2つのポジションが決済されている。

21時時点でノーポジになりました。

ナンピン、マーチンは資金管理とリスク管理を徹底すれば悪手ではない。運用しながらこの EAの改善点を見極めようと思う。

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