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時代劇俳優としての岡田は

[qt][qtmeta aid=6394436 time=1637041343]黒パグ花🌸のよもやま話

岡田准一と言えば、V6ジャニーズ事務所所属の歌手、俳優であるが前回申し上げたように、俳優岡田准一として取り上げて行きたいと思います。
現代劇から時代劇まで幅広いジャンルで俳優活躍をする岡田准一ですが、「永久の0」で日本アカデミー主演男優賞に輝き、葉室麟作の時代劇小説の映画「蜩の記」で主演の役所広司の相手として、最優秀助演男優賞を獲得しております。
また、「海賊と呼ばれた男」「関ヶ原」「散り椿」で優秀男優賞を獲得している。
現在公開中の「燃えよ剣」では土方歳三役として主演している。
どうやら、岡田准一は現代劇映画や架空映画等ではその魅力が充分に発揮されていないように思われます。
大河ドラマでの「軍師官兵衛」でも黒田官兵衛、如水役を見事に演じ切っている。

個人的には、岡田准一は時代劇映画で最もその素質を発揮できるのでは無いかと思われます。理由としては岡田准一自身が身に付けている武術や乗馬術、剣術等が遺憾無く発揮されるからでしょう。
そして、岡田准一自身が映画に対する思い入れ、ベストを尽くすと云う姿勢です。
黒澤明監督の下で撮影、カメラを動かしたら右に出る者はいないと云われた木村大作監督。日本アカデミー大賞の審査委員も勤める日本代表の監督をして、セリフ無しで「立ち姿」だけで絵に成る俳優として唸らせているのが、岡田准一です。
木村大作監督は、「劒カ岳の標点」で高齢にも関わらず3,000m級の山々を撮影の為に登り、本当の映画を作る。CDやアニメーション等一切使わず、ご自身でカメラの前に立ち日本アカデミー最優秀監督賞を受賞されている。尚、優秀監督賞は12年だったか失念したが連続して受賞されておられる。

その木村大作監督が「立ち姿」だけで絵に成る。即ち映画が取れると絶賛し、昭和の三船敏郎と高倉健以来の時代劇俳優と云わしめたのが岡田准一です。

この二人、岡田准一と木村大作監督がダックを組んで作り上げたのが、葉室麟原作の「散り椿」と云う作品だ。興行的には成功とは言え無いが、本格的な時代劇映画と断言できると私は思っております。

原作とは脚本にて人物相関図が代わっているが、この作品を紹介させて頂きたと思いますので、どうぞ続けて御覧頂けたら幸甚です。

最後まで御覧頂き感謝致します。[/qt]

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