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社団法人真色からのお知らせ 僕の現代アートの写真とエッセイの仕事、「My fair prisoners!?」とは?一つ例をご紹介します!

 僕の写真とエッセイの仕事は「My fair prisoners!?」と言います。

 その人が指定する場所に行き、決まったいくつかの質問をします。その質問の最後に、「もしあなたの名前がなかったら、ご自分の事を言葉でどのように説明してくれますか?」と聞きます。そして最後に、その人の名前ではなく、その人が考えた名前の人物として撮影します。全部終わったら、数日後にデータとエッセイと写真を渡して終わりです。

そのデータの一例をご紹介します。

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    RECORD

NO.20034201041

NAME:元熱血教師

SEX: 男

IMPRISONMENT: 47YEARS

BORN: 磐田郡浅羽町

MUSICIAN: ハイファイセット

MUSIC: 中央フリーウェイ

BOOK: 

MOVIE: 007シリーズ(特にゴールデンアイ)

SIN: 小さい頃、東京にいる親戚が来た時に、地引網船の櫓(高価なもの)を飛び込み台代わりにして壊してしまった

HAPPY: 教え子の明るい話題を聞くこと

MAD: マスコミの現場に合わない教育批判 共感できない

SAD:  マスコミの両面

FUN: 勝ち負けを純粋に楽しむこと

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これが調書の一例です。そして、この「元熱血教師」さんのエッセイは以下に書いた物です。

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        エッセイ「元熱血教師」さん

 担任が一番面白い、教師になった一連の経緯を聞いたあとに出た力強い言葉だった。昨今は教育批判が盛んである。しかし、本当に新聞やマスコミの言うことが正しいのだろうか?新聞も売れなくてはやってゆけない。不況の煽りは当然マスコミ業界までも影響する。当然「売るためには…」、そういった考えもでてくるだろう。これは致し方ないことだ。しかしこれだけマスコミの影響力の強い日本において、マスコミはその「自分の力以外の力」を果たしてどれほどまで意識しているのだろうか、そういう思いが、元、いや現在も熱血教師であり続ける「元熱血教師」さんの言葉で考えさせられた。

真実の報道。ペンは剣よりも強し。

人間は気が緩む、気が疲れると「善悪の判断」のみに頼るようになってしまう。それは今現在の報道のあり方を観れば一目瞭然である。批判は必要悪。ただし乱用はただの悪となる。現在の報道の一部は、まるで自分は悪くない人間だ、ということを確認したいがために、魔女裁判よろしく魔女を次々と探しているかのようだ。

そんな標的にされている教育界の中で「元熱血教師」さんの目は、決して「元」ではなく「いつまでも」だということが、この写真からも十分に伝わってくる。今現在自分の事を「熱血教師」と言い切れる教師はどのくらいいるのだろうか?自発的な行動をとるということは、必然的にその行動の責任を負えるようになることを意味する。このような教師になら、自分の子供を安心して預けられる。そしてその子供は、熱血教師から自発的な血を学び取るだろう。ここに新たな血縁が生まれる。このような血縁を大事にできる世の中にしたい。

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以上の、データとエッセイと写真を渡します。


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