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エッセイ「初めて心の底から旨いと思った1967年の○○」※全文掲載

 大学時代に、今の嫁と話し合って、ワインを勉強しようと思って、青い瓶のワインを中心に買っていた事がある。 

 ただ、「ワインを旨いと思って飲む人なんているんだろうか?」と思う程、ワインの美味しさに気付けなかった。

 名古屋の藤が丘にある洋食屋「雅ピロ」のマスター、宇垣廣信さんと知り合い、あるワインを少し飲ませて貰った。 

「旨い…。これがワインなんだ…」

と思ったが、当時は感想は言えなかった。ただ、宇垣廣信さんは僕の顔、表情を見て、「この味が判るんだ…」と思い、感心したそうだ。 

 ワインの銘柄はここに書けないが、フランスのワインで、第一級格付けではない。でも、僕はそのワインがあると、全て購入し、その味を楽しんでいる。

参考図書:拙書「たいよう十七」

#ここで飲むしあわせ

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